アプリ限定 2024年07月29日(月) 18:01
障害ジョッキーの白浜雄造騎手の奥様が、一昨年の夏の落馬から復帰を目指して奮闘する夫と家族のリアルな姿を描く連載コラム。
今回は旅行に関する話題です。1年ぶりの家族旅行は、雄造騎手たっての希望で香川県へ。一番の目的は90年菊花賞をメジロマックイーンと制すなど、JRA騎手として活躍した内田浩一さんが営む「有明浜ホースパーク」です。
充実したセカンドライフを過ごす先輩のお話を聞きながら、馬と戯れる時間を楽しんだ白浜家。内田さん夫妻と生き生きした夫の姿から、鬼嫁が想像したポジティブな未来とは...?
中山先生の診察の数日後、先生にご紹介いただいたスポーツビジョンの検査をする施設に連絡を入れ、検査の予約を取りました。
この施設は都内にあるため、また東京に行かなくてはなりませんでしたが、施設に確認をしたところ、説明や診察などはなく、検査のみを行うとのことだったので、夫ひとりで行ってもらうことに。
検査は1時間程度で終わったそうで、結果は中山先生に直接送られるとのこと。受傷後、ひとりでの遠出は初めてでしたが、デビューしてから定期的に通っていた東京ということもあり、問題なく向かい、問題なく帰ってくることができました。
6月末、久しぶりに旅行に行くことになった白浜家。約1年ぶりの旅行です。行先は、夫が入院中から行きたいと言っていた香川県で、私たち家族と友人の清誠さん夫婦での6人旅でした。
金曜日、子供たちが学校から帰宅するのを待って出発し、その日はビジネスホテルに1泊。翌日、私と子供たちは四国水族館へ行ったあと、アンパンマン列車に乗車しました。夫と清誠さん夫婦はパワースポット巡りへ。その後、先輩の内田浩一元騎手がご夫婦で営まれている乗馬クラブ「有明浜ホースパーク」に伺いました。この乗馬クラブに立ち寄ることが、今回の旅の一番の目的です。
事前にご連絡した際、内田さんは「少しでもリフレッシュになれば。森や浜辺で乗馬ができるよ」と言ってくださったのですが、万が一を考えて、夫の乗馬は見送ることに。その代わり、夫以外のみんなで砂浜や森で乗馬をさせていただく計画を立てていました。
内田さんは、私と子供たちが最寄り駅に到着する時間に合わせて駅まで車で迎えに来てくださいました。調教助手をされていた頃はお会いする機会がなかったので、内田さんにお会いするのは騎手を引退される際に『FM OSAKA』の番組にご出演いただいた2008年以来。とても久しぶりでしたが、騎手時代と変わらない体系をキープされていて、笑顔で手を降っているその姿からは、現在の生活の充実ぶりが伝わってきました。
netkeibaアプリとは?
バックナンバーを見る
このコラムをお気に入り登録する
お気に入り登録済み
お気に入りコラム登録完了
白浜由紀子「白浜騎手一家に密着! 圧強め鬼嫁のリハビリ日記」をお気に入り登録しました。
戻る
※コラム公開をいち早くお知らせします。※マイページ、メール、プッシュに対応。
白浜由紀子
1981年9月9日生まれ。2015年に障害騎手の白浜雄造と結婚。1男1女をもうける。結婚前は四位洋文調教師や福永祐一調教師(両名、当時騎手)らが所属していたマネージメント会社にてマネージャーを務め、TV番組収録やイベント等、様々な現場で騎手をサポート。福永調教師の引退までの16年間はバレット業務も兼任。福永厩舎開業後は経理兼秘書業務を担当予定。現在はオンラインサロン「福永祐一 競走馬研究所」の運営スタッフを務める傍らフリーランスとして活動中。新たな目標のアイシングクッキー講師としても活動すべく準備中。(旧姓は坪田、また戸籍上の表記は幸子)
コラム
「僕は競馬がしたい」鬼嫁が感じた夫の強い想い
乗馬苑で馬に乗った夫と口論も 福永調教師の言葉で鬼嫁反省…
新リハビリを求めて千葉県へ 当日にまさかの問題発生...?
「さすが武英智先生!」 雄造騎手への粋な提案とは?
「長期戦になりそうです」名医が告げたリハビリの方針
競輪
競輪を気軽に楽しもう!全レース出走表・競輪予想、ニュース、コラム、選手データベースなど。