2024年08月06日(火) 18:01
▲新潟競馬の暑熱対策はどう感じた?(撮影:下野雄規)
暑熱対策として「競走時間帯の拡大」が実施された第2回新潟開催が終了。今回は2週にわたって騎乗したミルコ騎手に感想を伺いました!
関西在住のため、なんと帰宅したのは24時半。お昼休み3時間半の過ごし方や感じた暑さについて、赤裸々にお話しいただきました。「馬にとっていいのは間違いない」としながらも、ミルコ騎手が感じたある“難しさ”とは...?
(取材・構成=森カオル)
──新潟の暑熱対策による変則開催、お疲れさまでした。先週の日曜日は最終レースまで騎乗されていましたが、やはりその日は新潟とか都内に泊まった感じですか?
ミルコ 京都の自宅まで帰りました。12Rは勝てなかったから、レースが終わったあとにサッとシャワーを浴びて、19時過ぎの電車になんとか乗れて。
──そうでしたか。ご自宅に着いたのは何時?
ミルコ 24時半。めちゃめちゃしんどかったなぁ(苦笑)。
──長旅でしたね。7月28日は11R(17時50分発走)まででしたが、その時間だと普通に飛行機で帰れる?
ミルコ その日はね、飛行機に間に合った。
──関西のジョッキーにとって、そこが分かれ目なんですね。
ミルコ でもね、新潟に泊まって朝一番で飛行機で帰るっていう人もいたし、東京で泊まるっていう人もいたし。僕は子供が小さいから帰ったけど、みんなそれぞれですね。
──3時間半のお昼休みは、どう過ごしていましたか?
ミルコ 僕もそうだけど、みんな(調整ルームの)お部屋に帰ってました。で、ちょっと寝たりしていたみたいだけど、僕はお昼寝しなかった。
▲3時間半の間も「お昼寝しなかった」(撮影:桂伸也)
──昼寝をすると、頭がボーッとしちゃうとおっしゃってましたね。
ミルコ そう。でもね、それだけ時間があると、やっぱり眠くなる。2Rとか3Rから乗る場合、それなりに早く起きるからね。僕も少しボーッとしちゃったし、・・・
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ミルコ・デムーロ
1979年1月11日、イタリア生まれ。弟のクリスチャン・デムーロはイタリアのジョッキー。1997年から4年連続でイタリアリーディング。1999年に初来日。2003年、ネオユニヴァースの皐月賞でJRAGI初制覇。続くダービーも制し、外国人ジョッキー初の東京優駿制覇。2015年3月1日付けでJRAジョッキーに。
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