【ユーザー質問】昔、ムチを左右1本ずつ持っていたのは本当?「本当です。なぜなら…」

2024年09月10日(火) 18:01

太論

▲昔はムチを左右1本ずつ持って乗っていた…!?(撮影:稲葉訓也)

先週末は、誕生日に引っ越しと大忙しだった小牧騎手。誕生日も「疲れすぎて、食事に行っただけ」とのことで、かなりハードな週末だったようです。なにしろ、ナイターの最終レースまで騎乗し、翌日は明け方から調教、さらに休む間もなく引っ越しの準備ですから、さすがの鉄人もぐったり!? 今回は、そんな週末のお話と、2つのユーザー質問に答えていただきました。

(取材・構成=不破由妃子)

「僕以外にも2本持ちのジョッキーはいたし、なんせ流行りやった」

──先週の土曜日は小牧さんの誕生日、日曜日は独身寮から社宅へのお引越し。慌ただしい週末だったのでは?

小牧 土曜日から滋賀に帰って、今週は日曜日が全休日だったので、丸一日かけての引っ越しでした。一応運び終わったけど、まだ全然片付いてない状況やね。大変やね、引っ越しって(苦笑)。まぁこれから徐々に片付けていきますわ。

──土曜日は誕生日パーティー?

小牧 いや、何もしてないよ。みんなで食事に行ったくらい。とにかく引っ越しの準備が大変やったから、それどころじゃなかった。それに、前の日はナイターやったでしょう。これがまたけっこうハードで…。先週の金曜日は12R(20時30分発走)まで乗っていたし、そのあとご飯を食べたりなんやかんやしていたら、寝るのは11時くらいになるからね。

──で、翌日の土曜日は、いつも通り調教があると。

小牧 そう。前の日がナイターであっても、普通に3時、4時から調教がある。それが終わればゆっくりできるけど、どうにも疲れが積み重なってくるからね。僕が園田にいた頃はナイターがなかったから、このスケジュールにはなかなか慣れんね。

──そんなハードな金曜日ですが、先週はメインをファッシネイトパイで勝利。

小牧 僕が乗って重賞(3月28日・ネクストスター西日本)を勝ったリケアサブルがいたから、まさか勝てるとは思ってなかったよ。リケアサブルは、ちょっと距離が長かったのかな。

──同日6Rのエナノキセキは、中央からの転籍初戦で圧勝でしたね。

小牧 うん。今は中央から転籍してきた未勝利馬ばっかりや。走らせてみないことにはどれが強いかわからんけど、初戦で結果を出せてよかったです。

──では、ユーザーからの質問を。「小牧騎手は昔の園田時代、ムチを左右1本ずつ持ってレースに乗っていたと聞いたことがありますが、本当ですか? もし事実なら、その理由も教えてほしいです」。

小牧 本当です・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。2024年には再度園田競馬へ復帰し、活躍中。史上初の挑戦を続ける。

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