ウインマーベル

美浦・深山雅史　牡5

▲9月18日撮影(c)netkeiba

　パンパンに膨らんだ肩周りと太く短い首差し。なで尻で後ろが下がったラインではあるが、四肢でしっかりと地面をつかんで力感あふれる立ち姿となっている。ただ絶好調に見せた昨暮から春に比べるとケイコでの迫力は薄れており、馬体の方もひと皮分余裕の残る状態。撮影の翌日に意欲的なケイコをこなしていたのでその効果を見込みたい。

トウシンマカオ

美浦・高柳瑞樹　牡5

▲9月18日撮影(c)netkeiba

　鬼門となっていた中京での前哨戦を素晴らしい末脚で快勝。厳しい暑さで走った後中2週での臨戦がポイントとなる。頭を前に落として前傾気味の姿勢になっていることは気になるが、アバラを浮かせつつ丸みのある馬体をキープ。前腕やトモ周辺の逞しさも失われていない。直前の調整をコースでしっかりと追われていれば大丈夫だろう。

ウイングレイテスト

美浦・畠山吉宏　牡7

▲9月19日撮影(c)netkeiba

　万全とは見せなかったアイビスSDも自力で2着を確保。馬体が緩まずに完成期を迎えて馬が充実しているのだろう。肩周りトモと凄いボリューム感。血管が浮いて馬体の張りも絶品、肌は輝いていて文句なしの姿だ。前回よりも中間の動きに切れと躍動感が出ているので、体調を落としている心配は一切不要だ。

サトノレーヴ

美浦・堀宣行　牡5

▲9月20日撮影(c)netkeiba

　巨漢馬で太りがち。前走の16キロ増は腹線がボッテリとして余裕の残る態勢だったが、完璧なレース運びで完勝。スプリンターとしての素質上位を示していた。1週前調教が美浦ウッドで破格の時計をマークと絶好調ぶりをアピール。無駄肉がそぎ落とされてキリリとシャープさのあるライン。お尻がデカく、バランス抜群で体幹の強さを伺える立ち姿だ。

ヴェントヴォーチェ

栗東・牧浦充徳　牡7

▲9月19日撮影(c)netkeiba

　昨年の高松宮記念以来となるが、鞍上には2戦2勝と相性のいいルメール騎手を迎えての一戦なので勝負できる態勢を整えたと見ていいのだろう。もともと筋肉量が豊富でズングリとした体型なので太く見せがちだが、・・・