2024年11月03日(日) 18:00 9
芝外1600で行われるデイリー杯2歳Sはディープインパクト産駒の斬れやダイワメジャー産駒のスピードが優勢だったが、最近はストームキャット(ジャンタルマンタル、レッドベルジュール、エンヤラヴフェイス、ハッピーアワー)とブラッシンググルーム(ジャンタルマンタル、ウイングレイテスト、メイショウショウブ)の血に注目か。あとジャンダルムやウイングレイテストやジューヌエコールなど後々スプリンターに完成するような馬でも、2歳時はまだ筋肉がつききっていないのでマイルをこなす、というケースはありがちだ。(解説:望田潤)
ドラゴンブースト
ドラゴンファングの甥で、母母タイキメビウスはアイビスSD3着。牝祖タイキミステリーからはトウカイミステリー、マンダリンヒーロー、ナムラミーティアなどが出る。父スクリーンヒーローはグラスワンダーの代表産駒でモーリス、ゴールドアクター、ウインマリリンなどの父。母はインリアリティ4・5×4・5で、この北米パワーも強い体質のマイラー。立ち肩で掻き込む走りだし、京都なら外1600より内1600がベターでは。
距離◎ スピード○ 底力○ コース○
ローレルオーブ
ヒメタチバナの半弟で、ボールドブライアンやミルフィアタッチの甥で、ウシュバテソーロのイトコ。・・・
望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo