2024年11月08日(金) 18:00 23
なんとも難しいエリザベス女王杯になった。前走GI組はゼロ。GIIの好走馬も不足している。ここまで混沌としているなら荒れてほしいところだが、結果はどうなるか。
主役と呼べるのはレガレイラだろう。ローズSは33秒1の上がりを使って5着だから物理的にどうにもならなかった。今回は少しでも位置を取る方向で乗るだろうが、どこまで取れるか。また、序盤に少し負荷がかかった状況でどの程度の脚を使えるかが問われる。
ホールネスは成績に疵がない馬。馬そのものに目立ったマイナス材料はないが、・・・
須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。