2025年03月10日(月) 18:00 20
競馬専門紙「馬サブロー」が誇るパドックの達人・吉田順一トラックマンに金鯱賞出走予定馬の中から6頭の馬体診断を行っていただきました。
(デイリースポーツ 馬サブロー・吉田順一)
ホウオウビスケッツ
美浦・奥村武 牡5
▲3月6日撮影(c)netkeiba
立ち爪で短めのつなぎだがクッションはあり、カキ込みの強いフットワーク。緩急が付く流れよりは平均的に脚を使えるタイプだ。昨秋の成績からすれば前走は案外だが、これは2F目の10秒8のラップがこたえたもの。流れ次第ではもっと高みを目指せる地力の持ち主だ。筋肉質で緩みはなく、1週前追いも及第点の走り。あとは好調時に見せたトモの丸みが欲しい。
ライラック
美浦・相沢郁 牝6
▲3月5日撮影(c)netkeiba
今年で6歳となったが、年を重ねるごとに長方形から正方形に近いシルエットになってきた。このあたりは血統的なものと筋肉量の増加によるものだが、今回は今までで一番コロンとした姿形に見える。緩みはなく状態は変わらないが、パワーが増したことで時計や上がりの掛かる舞台の方がパフォーマンスは高い。距離短縮で緩急の付かない流れならもう少しやれそうだ。
マイネルモーント
美浦・高木登 牡5
▲3月6日撮影(c)netkeiba
つなぎが短く立ち爪で破折気味の脚元やカキ込む走法からは、・・・
netkeiba取材班
相馬の達人たちが重賞レースに出走する有力馬の馬体を診断します。