【中山記念】リアルスティール、ドバイ連覇仕様!V発進決めいざ世界へ

デイリースポーツ

2017年02月23日(木) 06:05 14 15

 余力十分に栗東坂路を駆け上がったリアルスティール

中山記念・G2」(26日、中山)

 きっちりと態勢は整った。リアルスティールは22日、栗東坂路でスピード感のあふれる脚さばきを見せ、仕上がりの良さを伝えた。ドバイターフ連覇に向けた大事な始動戦。きっちりとV発進を決める。栗東坂路で併入した昨年2着馬アンビシャス、美浦W単走のヌーヴォレコルトも気配の良さを漂わせた。

 弾むような脚さばきだった。リアルスティールの最終リハは栗東坂路で単走。小刻みにステップを踏みながら発進し、徐々に四肢を広げてスピードを上げていく。最後は肩ムチを合図にしっかりとギアチェンジ。手応えにお釣りを残したまま、4F51秒6-37秒6-12秒2の好時計でフィニッシュした。

 矢作師は「52、53秒の指示だったが、こうなることも想定内。何も問題ないと思う」とキッパリと言い切る。既に招待を受諾したドバイターフ連覇に向けた大事な復帰戦。「人気になる以上、それだけの責任を果たせる仕上げにしないと。100点というわけにはいかないが、このメンバーなら十分に勝負になる」と胸を張った。

 ムーアが優先騎乗契約のために乗れなくなったものの、代役を務める戸崎圭とも浅からぬ縁がある。鞍上は14年末、同馬のデビュー前の調教に騎乗。その週に使うプランもあったが、「間違いなくいい馬。ただ、確実に勝つなら来週の方がいい」と師に進言し、初陣は福永が手綱をとった。「あそこでしっかり勝てたから(矢作厩舎は)リーディングが獲れた。いつか乗せたいと思っていた」という師の願いも実現する。

「もともといい馬だったので馬体に大きな変化はないけど、しっかりと歩けるようになったのが一番良くなったと感じるところ」。トレーナーもさらなる進化を実感し、迎える始動戦。世界を制したあの衝撃を、再び-。貫禄のV発進を決め、力強く海を渡る。

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