15年に消滅したシンガポールの国際競走が19年から再開

2017年08月28日(月) 11:20 31 19

 2015年の開催を最後に消滅してしまったシンガポールの国際競走が、2019年に再開されることになった。主催するシンガポールターフクラブが23日に明らかにしたものだ。

 2000年に創設され、2002年に国際G1の格付けを得たのが、距離2000mのシンガポール航空国際Cで、日本馬は2006年にコスモバルクが、2007年にシャドウゲイトが優勝。1年遅れた2001年に創設されたのが距離1200mのクリスフライヤー国際スプリントで、こちらのレースにおける日本馬は、一度も優勝を果たしていない。

 創設当初からの冠スポンサーだったシンガポール航空が、業績悪化でレースの後援から撤退。賞金の捻出が困難になったとして、2016年以降は2競走とも開催が行われていなかった。

 2019年に施行されるのは、距離1600mと1200mの国際競走で、前者が総賞金300万ドル、後者が総賞金135万ドルになる予定。開催日はかつてのシンガポール国際競走同様、5月の第3日曜日となる模様だ。

 すなわち、距離1600mの競走に関しては、5月第一週に行われる香港のG1チャンピオンズマイルと、6月第一週に行われる日本のG1安田記念の間に施行されることになるわけで、実際にどのような顔触れが集まることになるのか、未知数の部分が多そうである。

(文:合田直弘)

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  • nerosportさん

    2017/8/28 15:03

    元のニュースを読みましたが、要旨は

    1.総レース数を900から800に。下級条件を減らし頭数と賞金を確保。
    2.短距離戦の充実を図るため、最長施行距離を2000mにする。
    3.上記に関連してゴールドCやダービーの距離短縮。
    4.国際競争の復活。1600mと1200m戦を5月第3日曜に施行。
    ※なお、合田さんの訳なのか校正するスタッフが配慮不足なのかわかりませんが、
    文中の「ドル」はシンガポールドルです。

    ただ国際競争については施行予定が2019年からとなっているように、
    実際その賞金が用意できるのかは疑問ですが...

  • 幕の内ベントゥさん

    2017/8/28 11:50

    コスモバルクくんのレースは自分の中では10本の指に入るくらい感動的なレースだった

  • ゲストさん

    2017/8/28 22:02

    1600のレースが前者、1200のレースが後者や!みんなお前以外わかっとるで。

  • ゲストさん

    2017/8/28 13:27

    1200mと1600mでやるくらいなら、元の距離で良かったんじゃないの?と思うのだが…。
    地理的に近くて短距離王国の豪州と香港からの参戦を狙ってのことなのかな?
    ん~…いまいち意味のわからない距離短縮な気がする。

  • plimroseさん

    2017/8/28 12:55

    コスモバルクがGⅠ勝った地の国際レースが復活するのは感慨深いです。・゚・(ノД`)・゚・。

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