【ヴィクトリアマイル】馬体ふっくらレッツゴードンキ梅田師「理想的な調整ができた」/ねぇさんのトレセン密着

2018年05月12日(土) 19:50 18 37

馬体は余裕を持たせてふっくらと仕上がっているレッツゴードンキ(撮影:花岡貴子)

 レッツゴードンキは過去2回参戦したヴィクトリアマイルでは10着、11着と2桁着順が続いておりサッパリ成績が振るいません。そこで3度目のチャレンジとなる今回は調整方法をガラリと変えて挑みます。

「今までと違うことをしています。まず、ジョッキーを乗せずに追い切る。そして、リフレッシュ放牧をはさまずに滞在させての調整。馬体は余裕を持たせてふっくらと仕上げています」と梅田師はかなり大胆に新しい策を企てているのです。

 調教パートナーの西原助手も「これまでスプリント戦のレース前は馬房でも結構ピリピリとしてテンションも上がっていましたが、今回はそういったところがあまり見られず落ち着いていますね。今回はマイル戦ですし、このくらいのテンションを保ってゲートに入ってくれれば」とニッコリ。新しい調整方法にドンキは順応しここまでは計画どおり順調にきているようです。

 調教後の馬体重は514キロと、前走比でプラス14キロ。担当の寺田厩務員は「輸送前の体はこれまでのレース前と比べるとふっくらしていますが、東京への輸送、到着後のカイバ食いなどを経てマイルを走るのにちょうどいい体になっているように逆算しています」とこの数字も計算づくの上で仕上げていることを説明してくれました。

「装鞍などをクリアし、ゲートに入るまである程度ゆったりしたテンションを保ってくれるといいな、と思っています」

 このような新しい試みは思い描いた想定どおりに進んでいる様子。梅田師も「理想的な調整ができた」とこのプランにかなり自信を示していました。東京マイルは他の競馬場の同距離よりタフさが要求されると言われているとはいえ、レッツゴードンキは2015年度の桜花賞馬。彼女が二度目のマイルGIを制しても何ら不思議はありません。与えられた1枠1番から岩田騎手がどんなインさばきをみせるのか、注目です。

(取材・文:花岡貴子)

関連情報

みんなのコメント

18
フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す