ダノンプレミアムは買いか、消しか!? 調教Gメン・井内利彰が中間調教をジャッジ!/日本ダービー予想

2018年05月21日(月) 13:11 56 48

弥生賞から直行でダービー獲りに挑むダノンプレミアム。常識でいえば、馬券的には消しなのだが…。(写真=下野雄規)【netkeiba.com】

 日替わりで日本ダービーを特集する第6弾企画。今回登場するのは、「調教Gメン」の異名で知られる井内利彰氏。ダービーの馬券のキーポイントである“ダノンプレミアムの状態”について、井内氏に伺った。

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 ここでは皐月賞回避の報道後から、5月17日のダービー1週前追い切りまでのあいだ、調教の様子を見て自分自身が感じたことをそのまま文字にしてみたい。

 まず、回避報道直後。当然ながら、調教馬場で姿を見ることがなかったが、比較的早い段階で、角馬場で運動する様子は確認できた。しかし、追い切りを開始する様子がなかっただけに「ダービー、間に合う?」という思いだったことは確か。

 しかし、4月29日の栗東坂路での前走後初時計を出して感じたことは、5月27日という日付を逆算して、ここまで調整してきたのではないだろうかということ。それまでCWコースを歩かせたり、軽いキャンターを乗ってみたりと丹念に調教することで、一歩ずつ階段を上がっているという印象を受けた。

 2週前追い切りをCWで順調に消化し、5月17日の1週前追い切り。ここで驚いたのは3頭併せの最後方、しかも朝一番の混雑した時間帯にも関わらず、馬のテンションが上がりすぎていなかったこと。そして、今まで以上に最後の動きがスマートに弾けたこと。もうひとつ言葉を足せば、走りがガムシャラではなくなったという感じ。

 これまでは圧倒的なスピードで押し切ることがこの馬の最大の武器だと思っていたが、この追い切りを見るかぎり、スピードのコントロールが利くようになっている。これは2400mという距離を走るためには必要不可欠。皐月賞回避は陣営にとっても悔しいことだと思うが、個人的にはスキップしたことにより、この中間でダービー獲りに必要なものを得たような気がする。

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ダノンプレミアムの中間追い切りを評価した井内氏。今週末の日本ダービーでくだす決断はいかに!?
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  • ゲストさん

    2018/5/21 14:03

    買いか、消しかってタイトルやねんからはっきり言えや

  • タカさん

    2018/5/21 19:56

    ポテンシャルからしてダノンプレミアムは勝ってもおかしくない。が勝ち馬の皐月賞からのローテが8割(10年で)を見るといかに順調に使われている仔が有利って事は一目である。勝ち負けには持ち込んでこようが少し負けても驚けない。個人的意見です

  • まるちーさん

    2018/5/21 14:48

    勇気を持って消し。
    弥生賞の内容からも最初からダービーでは厳しい(善戦はすれど馬券外に沈む)と見ていた上に、その弥生賞後、酷い疲れが見受けられた上に挫石で皐月賞回避…ときたら、

    ここは自分の目を信じて頭(ヘグっても絶対の軸)で間違いないと買ったオークスのアーモンドとは逆に買い目からも切ります。

    これでも来たら、規格外だったと賞賛するだけです。

    まあ、陣営は懸命の立て直ししているのは間違いないし、報道的にも調教の見た目はある程度まとめてきてるのは、他陣営への牽制込みで盛り上がりも意識してのものだから(大人の配慮込み)そんなものだとして。

    こないと思うけど。

  • Jazzcatさん

    2018/5/21 18:01

    本当に強ければ、レースに至るまでの過程は問わない。
    古くはトウカイテイオーのような名馬が、そして昨日はアーモンドアイが証明した。
    レースぶりを見ていてダノンにタイマン張って勝てそうな馬がいない…。

  • 馬の巨党さん

    2018/5/21 15:00

    中内田厩舎には土曜のグレイトパールとゼンノサーベイヤーでヒドい目に逢わされたから消し!
    単勝2倍前半で飛んでくれぃ

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