ベルクカッツェで通算31勝目を挙げ、笑顔で検量室に引きあげてきた藤田騎手=東京競馬場
連日の勝利で夢への扉を開けた。17日の東京3Rで
ベルクカッツェに騎乗した藤田菜七子騎手(20)=美浦・根本=が、土曜の東京8Rに続いて勝利を挙げ、JRA通算29勝目をマーク。JRA所属馬による
地方競馬の2勝を含めて31勝に到達し、G1騎乗が可能となった。
「たくさんの方に31勝のことを言ってもらえるのですが、私自身はそこまで意識していませんでしたし、変わらずに次の1勝を目指してやってきました」と率直な気持ちを伝えつつも、ゴール後、ファンから送られた温かい拍手に「すごくうれしかったです」と笑顔を見せた。
来週から減量特典が3キロから2キロに。JRA女性騎手史上初のG1騎乗への意気込みについて改めて聞かれると、「G1はそんなに甘い世界ではないと思っています」と話し、「乗せてもらえるように、これからも騎乗技術を上げていかなければならないと思います」と気を引き締めた。
師匠の根本師は「G1に乗れるようになったからと言って簡単に乗せてもらえる訳ではない」と厳しい言葉をかけるが、日々の菜七子を見て「着実に成長している」と目尻を下げていた。
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2018/6/17 13:03
JRA史上初の女性騎手による▲から△へのステップアップ。G1に騎乗出来るのはとても喜ばしいことで、自分もめちゃめちゃ嬉しいけど、その反面減量が3㎏から2㎏になってしまうわけで、勝つための苦労は今まで以上になるかもしれない。でもそれに負けず今まで通りの騎乗を見せてほしい。何にせよ夢のダービー制覇に1歩近づいたのは事実だから、本当におめでとうございます。