【ドバイターフ予想】アーモンドアイ絶対視はキケン!? “負けないオンナ”が注目する外国勢の穴馬とは?/海外レース展望

2019年03月30日(土) 17:30 27 8

昨秋のジャパンCを圧勝したアーモンドアイだが、休み明け、初の海外遠征と不安材料は皆無ではない。それらを覆して、初の海外制覇なるか。写真=下野雄規【netkeiba.com】

 昨年のジャパンCをレコードで制した女傑アーモンドアイの出走で、例年以上の盛り上がりを見せるドバイターフ。中距離のカテゴリーは日本馬が最も得意としており、2014年にジャスタウェイが、2016年にリアルスティールが、2017年にヴィブロスが優勝。昨年もヴィブロスリアルスティールディアドラが2~3着(3着同着)を独占しました。

 日本馬がドバイの芝レースで活躍することが多い理由のひとつに、メイダン競馬場の芝が日本同様に軽く、高速馬場であることがあげられます。このため、芝が重いイギリスやフランスなどの欧州馬は苦戦の傾向があり、ドバイ、香港、アメリカで実績のない馬はあまり通用していません。2016年に2番人気に支持された英国馬インティラークも、このレースでは人気を裏切っています。

 その一方で穴を開けるのも、そうしたドバイや香港、アメリカでレース経験のない欧州馬。一昨年に7番人気で2着に食い込んだエシェムもまさにそのパターンで、自国フランスでは3歳馬限定のGII勝ちの実績しかありませんでした。とくにキャリアの浅い馬や4歳馬が穴を開ける傾向があるので、近走不振の馬ほど警戒したほうがいいでしょう。じつは、高速馬場適性が高い可能性があります。

 日本馬優勢のドバイターフですが、その牙城を覆すことが多いのは、このレースの前哨戦・ジェベルハッタ(メイダン・芝1800m)で3着以内の馬。ドバイターフがメイダンで行われるようになった2010年以降のこのレースでのジェベルハッタ3着以内馬の成績は、1着3回、2着3回、3着3回。2011年にプレスヴィス、2013年にサッジャー、2018年にベンバトルが優勝しています。ジェベルハッタの勝ち馬はここでも人気になりますが、2着、3着馬ならば配当妙味はあります。

 また、ドバイターフが行われるメイダン芝1800mはコーナー2回のほぼ平坦コース。最初の3コーナーまでの距離は約800m、最後の直線は約450m。最初のコーナーまでの直線がとにかく長いため、前半のペースが上がりやすく、逃げ、先行馬は不利。過去2年のこのレースで差し馬のヴィブロスが好走しているのも、展開に恵まれたこと以外の何でもないでしょう。

 今年もこれを象徴するかのように、前哨戦のジェベルハッタは、前半4F48秒19-後半4F48秒14のハイペースとなりました。出遅れて後方からの競馬となったドリームキャッスルは、展開に恵まれたのです。このことから、買ってみたいジェベルハッタ組は、先行して2着だったウィートンと3着のセンチュリードリームです。

 ほかの外国馬では、イギリスのマイルGI・セントジェームズパレスSで結果を出していることから、高速馬場適性があると見ているウィズアウトパロールに注目。2015年にドバイ、香港、アメリカ未経験ながら、このレースを優勝したソロウもマイラー。イギリスやフランスのマイル路線馬は、高速馬場の芝1800mが適性距離であることが多いので、この馬の一発は警戒したいところです。

 以上をまとめると、今年のドバイターフは日本馬vsウィズアウトパロール、ウィートン、センチュリードリームの対戦図式。あとは、今回が休養明け初戦のアーモンドアイがどこまで走れるのかということ。前走のジャパンCのパフォーマンスならば、ここも圧勝できますが…最終決断はレース当日の予想でご確認ください。
(文=山崎エリカ)


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  • さん

    2019/3/30 22:31

    酷い記事だ。
    展開に恵まれた以外の何でもないだと?
    ヴィブロスと陣営に謝れババア!

  • たっくんさん

    2019/3/30 17:47

    「先行して2着だったウィートン」・・・どこが先行して。
    10頭立ての7番手で直線へ。
    これをピッタリマークしたのがドリームキャッスル。
    負けて強しの2着だった。ここ2戦アップルビー調教師が差す競馬を覚えさせてきたことを忘れずに。

    酷い記事ですね。

  • クズニートさん

    2019/3/30 17:36

    説得力のある内容でした

    参考になります。

  • たっくんさん

    2019/3/30 20:44

    Woottonをウィートンと読むだけで疑わしい記事。
    プロ予想家ならそのあたりはしっかりと・・・。
    何なら私が代筆しましょうか。

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