【中京記念予想】ベテラン競走馬の強みを見せたい◎ロードクエスト/JRAレース展望

2019年07月21日(日) 07:00

夏から秋にかけて調子を上げるロードクエスト(撮影:下野雄規)

 サマーマイルシリーズの初戦「中京記念」は1953年に創設された歴史あるレース。長い間、春シーズンに行われる芝2000mのハンデ戦として親しまれたが、2011年の中京競馬場改装後、12年から現行条件となっている。

 現行条件となった2012年からの7回で1〜3番人気馬は1勝2着1回3着3回。1番人気も1勝3着1回と波乱含みのレースとなっている。

 トップハンデを背負った馬は計14頭で2勝2着1回3着2回。年齢別では5歳馬は4勝2着5回。6歳馬も3勝2着1回と強く、7歳以上は2着1回。3歳馬は4頭が出走のみだが、未だに馬券には絡んでいない。

 ◎ロードクエストは昨秋のスワンS優勝馬。夏から秋にかけて調子をあげてくるタイプで夏から初秋にかけて重賞3勝。うち、マイル重賞は2勝だ。昨年、一昨年は同じ左回りのマイル重賞「関屋記念」に出走し、休み明けの一昨年は2番人気を裏切る6着だったが、昨年は8番人気ながらも勝ち馬プリモシーンからコンマ5秒差5着。プリモシーンとの斤量差は当時の5キロ差から1.5キロ差に縮まった。

 加えて、中京競馬場は今開催前に3コーナーから直線入り口にかけて芝の張替え工事を行っており、比較的、逃げ先行馬が有利にレースを運べるようにもなっている。以前は追い込み一手だったロードクエストは、年齢を重ねることで先行力も兼備するようになり、ベテラン競走馬の強みを見せたいところだ。

 55キロで出走したヴィクトリアマイルで2着の◯プリモシーンは、55.5キロなら、むしろ恵まれた斤量と見るべきかもしれない。牝馬ながらに雄大な馬格に恵まれており、斤量泣きするタイプとも思えない。勝って、秋の牝馬重賞路線を賑わせたい1頭だ。

 大勢逆転は3歳馬▲カテドラル。不振といわれる3歳世代だが、昨年はフロンティアが7番人気4着。アーリントンC2着、NHKマイルC3着とマイル路線では世代上位の同馬だけに53キロなら十分に期待できる。

 同じ3歳馬で52キロ組の△グルーヴィットファルコンS2着馬、△クリノガウディーは朝日杯フューチュリティS2着馬。ほかでは末脚鋭い△ミエノサクシードとマイル戦に戻った△キャンベルジュニアまで手を広げたい。

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