過去10年では、前走GI出走馬が[7-7-8-19]で複勝率53.7%の好結果を残しています。そして、そのうち4歳馬が4勝2着3回と中心勢力を形成していました。ところが今年、そんな4歳馬が1頭も出走しないことに。そして、過去10年の3着以内馬30頭のうち4歳馬が13頭に対して、5歳馬が12頭。常識的には、5歳馬の好走確率が高まると考えるべきでしょうか。京都から阪神に舞台が替わることだけでなく、年齢にも注目してみたいところです。
「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、「穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『
パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。
先月の
日経新春杯では、【注目の穴馬】に指名した7人気の
ショウリュウイクゾが優勝!さらに【残った馬】の13人気
ミスマンマミーアが2着、4人気の
クラージュゲリエが3着と好走! 馬連58,060円はもとより、【残った馬】6頭のボックスならば3連複20点で112,200円! さらに3連単961,790円も!? 京都から中京に開催が変更となったことで、データ予想は苦戦するのでは、という声も少なくないなか、見事に大きな結果を導き出してくれました。
ここでは、
京都記念のケシウマの消去条件のうち過去27回を参照したスペシャルデータを無料公開します。
【スペシャルデータ】(※別定で行われるようになった94年以降の27回のデータが対象。なお、今年は京都から阪神に開催が変更)
■レース間隔中25週以上(ただし、前走GI4着以内馬は除く) [0-0-0-20] 複勝率0%
■該当馬:
ハッピーグリン、
ワグネリアン■仕上げのむずかしい冬場だけに、レース間隔が中25週以上という半年以上の長期休養馬は不振だ。おそらくこの傾向は、舞台が京都から阪神に替わっても揺らぐ可能性は低いのではないか。逆に、直線の急坂の影響で息が持ちにくくなることまで考えたい。そして過去27回では、前走のGIで4着以内だった実力馬だけが休み明けの不利を跳ね返せていた。
上位人気が予想されるダービー馬の
ワグネリアンがデータに該当しました。勝ち星からは遠ざかっていますが、近2-3走ではGIでいずれも5着以内と健闘しており、けっして衰えたわけではなさそうです。それが、ノド鳴りの手術を無事成功に終えたことにくわえ、GII戦ならば、復活を期待したくもなります。ただし、前走の同舞台の
宝塚記念13着はデータ的には減点材料。主戦の福永騎手が同日の
共同通信杯に騎乗することもふくめ、少し疑ってみたいところです。
さらに、残りの消去条件は、『
パーフェクト消去法』にて公開中です。はたして5歳馬が繰り上がって活躍するのか? それとも劣勢の6歳以上馬にもチャンスが生まれるのか? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。
2021/2/12 21:54
まーた、まぐれの日経新春杯の自慢しとるわ。