5日に
中央競馬の2歳新馬戦が開幕。先週土、日の東京、中京競馬場で計5レースが行われた。
5日の中京5R(芝1600m)で世代初勝利を挙げたのは7番人気の伏兵
クラウンドマジック(牡、父
エピファネイア、栗東・加用)。4角10番手から豪快に追い込み、最後は首差突き抜けた。同日の東京5R(芝1600m)では圧倒的な支持を受けた
コマンドライン(牡、
父ディープインパクト、美浦・国枝)が人気に応えた。
堂々たる横綱相撲だった。単勝1・1倍と圧倒的な1番人気に支持された
コマンドライン。道中は好位を無理なく追走。直線に入って残り400mで外に持ち出すと一完歩ずつ差を詰めて残り1F過ぎで逃げ馬をつかまえて3馬身突き放した。
国枝師は「坂下で手応えが良くなくてアリャ?と思ったけど、だんだん(競馬を)分かってくれれば」と合格点をつけた。
手綱を取ったルメールは「良かった、良かった。まだこれからの馬だと思うけど、きょうは楽勝だったね」と断然人気を背負っての結果にホッとした様子。「きょうは反応がちょっと遅かった。呼吸もまだきつかった。それでも最後はよく伸びてくれた。いい勉強になったと思う」と課題を挙げながらも素質を評価した。(レース評価A、将来性★★★★★)
先週の新馬勝ち馬評価一覧
クラウンドマジック(牡、父
エピファネイア、栗東・加用)
土曜中京5R・芝1600m、岩田康「位置取りは気にせずに直線だけの競馬で。まだモサモサするところはあったけど、これからいい方に向いてくれれば」(B、★★★★)
クレイドル(牝、
父クロフネ、美浦・黒岩)
日曜東京5R・芝1600m、福永「うまく厩舎が調整してくれて落ち着きがありました。競馬にいってハミの取り方が鈍い面があったのですが、その中で勝てて良かったです。言うことない内容でした」(B、★★★)
ビーオンザマーチ(牝、父
モーリス、美浦・林)
日曜東京6R・芝1400m、M・デムーロ「いいところにつけられたし、最後はジリジリ伸びてくれた。自分の仕事が分かっている感じ。とても性格がいいし、距離もマイルくらいまでは大丈夫。楽しみですね」(B、★★★)
ブレスレスリー(牝、父
アメリカンペイトリオット、栗東・藤岡)
日曜中京5R・芝1400m、藤岡康「一歩目はひと息でしたが、二の脚でスッとスピードに乗れたし、道中も楽でした。追ってからもしっかり。先が楽しみです」(B、★★★)
(評価は馬サブロースタッフによるS、A、B、C、Dの5段階)
2021/6/9 0:02
クレイドルとレディナビゲーターの着順が逆だったら(A、★★★★★)とかになってそう。
ということでこの評価の評価(信頼性C、誰でもできそう★★★★★)