エリザベス女王杯でＧ１初Ｖを飾ったアカイイト（牝４歳、栗東・中竹）は激闘から一夜明けた１５日、栗東トレセンで元気な姿を見せた。担当の若林助手は「いつもの競馬後と変わらないですよ。ホッとしました」と胸をなで下ろした。

　同助手はゲート入りに付き添っていたため、レースは移動バスの中で見ていたという。「状態には自信がありましたが、Ｇ１だから甘くないと思っていました。幸さんが長く脚を使えるこの馬の長所を、フルに生かしてくれました」と鞍上の好騎乗に感謝した。

　岡浩二オーナー＆幸のコンビが、スプリンターズＳ直前に故障して引退したヨカヨカと同じだったことについても触れ、「志半ばで引退したヨカヨカの分まで頑張りたいです」と今後の活躍を誓った。