7月3日(日)に小倉競馬場で行われるCBC賞(GIII)に出走予定のファストフォース(牡6、栗東・西村真幸厩舎)について、追い切り後の梛木助手のコメントは以下の通り。

「(高松宮記念は)逃げこそ出来ませんでしたが、控えてそこまで勝ち馬とは差のない競馬が出来ていますし、しっかり走り切ってくれたと思います。

今回も順調に進んでいますし、過去に実績のある競馬場のレースなので安心して送り出せると思います。

(1週前追い切りは)1週前ということもあり、しっかり全体時計を出してほしいという指示でしたが、全体もしっかり動けていましたし、坂路で最後までしっかり足取り確かに駆け上がってくれました。態勢はだいぶ整ったと思います。今週は、先週やっていて輸送もありますので、単走でした。単走ではそれほど動く馬ではないので、調整程度という形でした。

かなり馬格の良い馬ですし、成長も感じますが、1年前と比べて斤量は背負うので、そこだけですね。

この時期の軽ハンデの馬たちとの先手の奪い合いというか、前に行きたいタイプなので、そのあたりの展開がどうなるか、ゲートが開かないとわからないので、あとはジョッキーに任せようかと思っています。(松山騎手は)2週連続調教にまたがっていただいて、コンタクトを取っているので、感触は掴んでもらっていると思います。

この馬も年齡を重ねてしっかり成長していますし、去年の実績があるコースで、速い時計にも対応してくれると思います。斤量差を覆して欲しいと思います。応援よろしくお願いします」

(取材：山本直)