【香港国際競走・注目馬】サリオス、「香港最強マイラー」を下して有終の美なるか

2022年12月06日(火) 19:20 3 17

今年10月、毎日王冠を制したサリオス(撮影:下野雄規)

 12月11日、香港・シャティン競馬場で行われる香港国際競走の香港マイル (G1・芝1600m)にサリオス(牡5、美浦・堀宣行厩舎)がR.ムーア騎手とのコンビで挑戦する。

 サリオス父ハーツクライ母サロミナ、母の父にロミタスという血統。とりわけハーツクライはC.ルメールとのコンビで2005年の有馬記念や、翌年のドバイシーマC(G1・芝2400m)を制覇した実績を持つ。またサロミナは2012年にデビューから無敗で独オークスを制している。

 2019年6月にデビューし、初戦となった東京競馬場での2歳新馬戦を差し切り勝ちで制すと、サウジアラビアRC(GIII)も勝利して連勝を飾る。さらに初のGIだった同年の朝日杯フューチュリティステークスでは、最後の直線で抜け出すと後続に2.1/2馬身差をつける力強い勝ちっぷり。無傷の3連勝でGIを初制覇した。

 2020年春のGI戦線では、皐月賞と東京優駿に出走して2着と、それぞれ制したコントレイルを前にあと一歩だった。今年は10月の毎日王冠を1分44秒1というコースレコードで2年ぶりの重賞勝利。ここまでの通算成績は15戦5勝となっている。

 香港マイルは2年連続の参戦となる。初の海外遠征となった昨年は出走した日本馬4頭のうち、最高成績の3着となった。また芝1600mはこれまで9レース走って3着以内が5レースと強さを発揮する。

 今月1日にはこのレースをラストランとし、来年からは種牡馬入りすることが明らかとなった。大一番には香港最強マイラーの呼び声も高い、2連覇中のゴールデンシックスティが参戦。強敵を下して有終の美を飾ることができるか、注目が集まる。

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  • エノキさん

    2022/12/6 20:02

    >また芝1600mはこれまで9レース走って3着以内が5レースと強さを発揮する。
    3-0-2-4だがそのうち3勝は二歳時のもの。
    マイルが駄目というよりは阪神への輸送が良くなかったのかとも思うが、どっちにしても三年間繰り返した秋のローテは再考の余地があったかもしれない。

  • コマキラブキセキさん

    2022/12/6 19:27

    マイルが向かないでしょ……

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