ドルチェモアに注目したい。無傷3連勝で2歳マイル王に輝くことができるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■12/18(日)　朝日杯フューチュリティS(2歳・牡牝・GI・阪神芝1600m)

　ドルチェモア(牡2、栗東・須貝尚介厩舎)は2013年の桜花賞馬アユサンを母に持つルーラーシップ産駒で、現在デビュー2連勝中。前走のサウジアラビアRCでは大逃げが出る展開の中、2番手追走から鋭く差し切りを決めた。今回は坂井瑠星騎手と初タッグとなるが無傷3連勝なるか。

　オールパルフェ(牡2、美浦・和田雄二厩舎)は中山マイルの未勝利を逃げ切ると、続くデイリー杯2歳Sも逃げ切り勝ち。新種牡馬リアルスティールの産駒、和田厩舎にとっては重賞初制覇となった。前走に関しては走破時計も上々で、ここでも好走を期待できそうだ。鞍上は引き続き大野拓弥騎手。

　ダノンタッチダウン(牡2、栗東・安田隆行厩舎)はGI戦線で活躍中のダノンザキッドを兄に持つロードカナロア産駒。前走のデイリー杯2歳Sではゲートで立ち遅れるも、直線で33秒1の末脚を使って2着まで追い上げた。本番のここで逆転勝利を狙う。鞍上は川田将雅騎手。

　その他、京王杯2歳Sの勝ち馬オオバンブルマイ(牡2、栗東・吉村圭司厩舎)、サウジアラビアRCの2着馬グラニット(牡2、美浦・大和田成厩舎)、京王杯2歳Sの2着馬フロムダスク(牡2、栗東・森秀行厩舎)、新馬戦を圧勝した外国産馬レイベリング(牡2、美浦・鹿戸雄一厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。