【日本ダービー】ソールオリエンス “3冠馬の兆し”感じさせた皐月賞での後方一気

スポニチ

2023年05月25日(木) 05:30

<日本ダービー>横山武を背に調教へ向かうソールオリエンス(撮影・河野 光希)

 【疾走!!オリエンス急行(4)】皐月賞ソールオリエンスが引き当てた枠は最内1枠1番。その第一感を横山武は「試練」、手塚師は「最悪」と表現した。

 中山競馬は例年9月〜4月にかけて東京と入れ替わりで開催。最も芝が傷んでいるのが4月最終開催の皐月賞デーだ。ごちゃつきやすい多頭数でもあることから、皐月賞において内枠は圧倒的に不利とされる。ましてや今年は同レース50年ぶりの重馬場。道悪は定説として傷みが少ない馬場を走れる外枠が有利となる。

 皐月賞のソールは水準の発馬を決めるも、外から先行勢が殺到し初角15番手の位置取り。「想定していたより後ろになった」(横山武)のは最内枠の弊害も大きかった。4角では17番手。過去最大の逆転劇が4角12番手(93年ナリタタイシン)なので、前代未聞の直線一気だった。それを「ダービーを見据えた仕上げ」(手塚師)で成し遂げるのだから末恐ろしい。

 中山開催の皐月賞で最内枠から勝ったのはグレード制導入以降2頭のみ。94年ナリタブライアン、20年コントレイル。「ソールオリエンスは歴史に名を刻む馬になる資格、チャンスがある」と語る手塚師の言葉の真実性は、先達3冠馬2頭の蹄跡にも裏付けられている。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す