藤田菜七子騎手＝美浦・根本康広厩舎＝は、今週は東京で8鞍(土曜5鞍、日曜3鞍)に騎乗する。

　土曜3Rのプリマウェイは実戦では昨年10月(7着)以来、約8か月ぶりにコンビを組む。14日の最終追い切りで久々に騎乗し、感触を確認。「2歳の頃に乗せてもらっていたのですが、あの頃と比べると馬はずいぶんとしっかりしてきました。今週の追い切りは持ったままいい時計が出て、余裕がある感じでした。以前よりかなり良くなって、動けるようになっています。今ならこの条件で大丈夫そうですね」と3戦ぶりのマイル戦に手応えをつかんだ。

　土曜10Rのベストクィーンは初騎乗だった前走で4着。内ラチ沿いでじっくりと脚をため、50キロの軽量を生かして見せ場を演出した。「ハンデ戦の前走は連闘でしたが、頑張って走ってくれました。今回は定量で、斤量が重くなるのがどうかですね。雨が降って馬場が悪くなり、時計がかかった方がいいと思います」と馬場状態と56キロがポイントと見る。

【土曜東京】

1Rルミノルシファー(牝3歳、美浦・田島俊明厩舎、父マクフィ)

3Rプリマウェイ(牝3歳、美浦・深山雅史厩舎、父ジャスタウェイ)

4Rディーン(牝3歳、美浦・石栗龍彦厩舎、父ザサンデーフサイチ)

7Rエイガウマザンマイ(牡3歳、美浦・青木孝文厩舎、父スピルバーグ)

10Rベストクィーン(牝7歳、美浦・南田美知雄厩舎、父スクリーンヒーロー)

【日曜東京】

2Rフエルテテソーロ(牝3歳、美浦・稲垣幸雄厩舎、父ファインニードル)

7Rポケットシンデレラ(牝4歳、美浦・青木孝文厩舎、父エピファネイア)

9Rパワータイショウ(牡4歳、栗東・村山明厩舎、父アメリカンペイトリオット)