◇Jpn1・帝王賞(2023年6月28日　大井ダート2000メートル)

　ダートグレードの上半期を締めくくる大一番「帝王賞」は、メイショウハリオ(牡6＝岡田)が制し、史上初の連覇を達成した。勝ち時計は2分1秒9。

　メイショウハリオは父パイロ、母メイショウオウヒ(母の父マンハッタンカフェ)の血統で、通算22戦9勝。昨年の帝王賞、前走のかしわ記念に続いて3つ目のビッグタイトルを手に入れた。

　騎乗した浜中は「勝ったかどうか分からなかったけど、頑張ってくれた。何とかかわしてくれと思いながら乗っていた」とし、「次は中央のG1を」とさらなる勲章ゲットを誓っていた。

　▼帝王賞　1978年に春の大一番として創設。95年に交流重賞となり、96年に4月から6月に開催時期が移行した。現在の1着賞金は8000万円。