１、２日の福島、中京、函館を舞台に２歳新馬戦が計１０レース行われ、日曜福島６Ｒでは圧倒的な１番人気に推されたビッグドリームがノーステッキで６馬身差をつけてＶ。１歳上の全兄ビッグシーザー（１２００ｍのオープン特別３勝）同様の、高いスプリント性能を見せつけた。

先週の新馬勝ち馬評価一覧

ビッグドリーム（牡、父ビッグアーサー、栗東・西園正）

日曜福島６Ｒ・芝１２００ｍ、幸「調教通り、しっかり走ってくれました。追ってからの反応も良かったですし、これからが楽しみです」（レース評価Ａ、将来性★★★★）

ルージュスタニング（牝、父イントゥミスチーフ、栗東・友道）

日曜中京５Ｒ・芝１６００ｍ、坂井「調教通りの走りでした。折り合いもついたし、反応も良かったです。新馬戦としては言うことのない内容でした」（Ｂ、★★★★）

ラムジェット（牡、父マジェスティックウォリアー、栗東・佐々木）

土曜中京６Ｒ・ダート１４００ｍ、北村宏「返し馬から背中を硬くしていたり、内から来るとオドオドしていた。直線も促しながらだったけど、最後はいい脚を使ってくれた。伸びしろが大きい」（Ｂ、★★★★）

クリノハレルヤ（牝、父ドレフォン、栗東・武英）

土曜中京５Ｒ・芝１２００ｍ、川田「幼いながらもいいスピードを見せてくれました。もう少し成長が伴えば、いい走りができるようになると思います」（Ｂ、★★★）

ピンクヴェノム（牝、父パイロ、美浦・牧）

土曜福島６Ｒ・ダート１１５０ｍ、木幡巧「追い切りでの動きが良く、前向きさを感じていました。ゲートも縛ってからは良くなり、いいスタートを切ってくれました。スピードがあるので、この距離はぴったりです。道中は抱えることもあったし、追いだしてからもギアが上がってくれました」（Ｂ、★★★）

ナスティウェザー（牡、父パイロ、美浦・加藤征）

土曜函館６Ｒ・ダート１０００ｍ、佐々木「金曜にゲートを出して確認して、行く馬がいなければ行こうと思っていました。リズム良く運べましたし、道中フワフワしていたので、気を抜かせないよう気をつけました。余力がありましたし、距離が延びても大丈夫だと思います」（Ｂ、★★★）

トレミニョン（牝、父リアルインパクト、美浦・和田勇）

日曜福島５Ｒ・芝１８００ｍ、西村淳「いいスタートを切れて、ポジションも良かったです。いい勉強をしながら勝ち切ってくれたので良かったです。実力のある馬。初戦としては１００点のレースでした」（Ｂ、★★★）

シリウスコルト（牡、父マクフィ、美浦・宗像）

土曜福島５Ｒ・芝１２００ｍ、丸田「スタートをゆっくり出るのは現状仕方がないけど、そこからの追走も手が動く感じで、何とか直線に向いて手応えが出てきましたね。最後はよく伸びてくれました」（Ｃ、★★★）

ルージュレベッカ（牝、父キズナ、栗東・昆）

土曜函館５Ｒ・芝１２００ｍ、横山和「実質的な追い切りは２本しかしていないので、勝てたのは馬の能力と陣営の努力のおかげです。まだ粗削りなところがありますが、伸びしろがあると思います」（Ｃ、★★★）

ワンブランチ（牝、父ハービンジャー、美浦・上原佑）

日曜函館５Ｒ・芝１８００ｍ、佐々木「幼い部分が多くて、道中も音を拾う部分が大きかったです。ただそれで勝ち切ったのは能力だと思いますし、また先生と相談しながら改善していければ」（Ｃ、★★★）

（レース評価は馬サブロースタッフによるＳ、Ａ、Ｂ、Ｃ、Ｄの５段階。将来性評価は★５が最高）