【七夕賞】フェーングロッテン 全集中で重賞V2へ 宮本師も納得「動きも精神状態もいい」

デイリースポーツ

2023年07月06日(木) 06:00

 栗東坂路を軽快に駆け上がるフェーングロッテン(撮影・石湯恒介)

 「七夕賞・G3」(9日、福島)

 重賞2勝目を目指すフェーングロッテンが5日、栗東坂路で最終調整。軽やかな動きで仕上がりの良さを示した。近況は2走連続で重賞2着。ラジオNIKKEI賞を制した福島で、再びタイトルを狙う。4連勝中と勢いに乗るバトルボーンも美浦Wで、目下の好調ぶりをアピールした。

 納得の仕上がりだ。ラジオNIKKEI賞以来2度目の重賞勝利を狙うフェーングロッテンは、栗東坂路で最終追い。軽快なフットワークで駆け上がり、4F55秒0-39秒5-12秒3。見届けた宮本師は開口一番、「良かった」と満足げな表情を浮かべた。

 1週前追い切りでは栗東CWで併せたヴェルテンベルク(3歳1勝クラス)に遅れていただけに、師の表情は明るい。「1週前追い切りも悪いとは思わなかったけど、相手が走り過ぎましたね。(当週は)しまいまで集中力が切れないかどうかだけ見ていましたが、最後までちゃんとハミをかんでいました。気の悪いところも出さず、動きも精神状態もいい」とうなずいた。

 1年前の菊花賞は距離が長く、15着に大敗。だが、そこから立て直されると、年が明けてからは中山金杯3着、金鯱賞2着、鳴尾記念2着と好走が続く。師は「この馬は気持ちがすごく大事。前走もしぶとかったですし、頑張ってくれています」と充実ぶりを語る。

 あと一歩で勝利に届かない戦いが続いているが、福島は重賞初Vを飾った舞台。指揮官は「いい状態で競馬に持っていけそう。福島で重賞を勝っていますし、乗り方は松若騎手が一番分かっている」と力を込める。思い出の地で鬱憤(うっぷん)を晴らす準備は整った。

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