【関屋記念】セルバーグは中京記念からの連勝ならず8着 吉田豊騎手「早めに動いたが、後ろも早めにきた」

スポーツ報知

2023年08月13日(日) 17:39

セルバーグは8着(カメラ・荒牧 徹)

 ◆第58回関屋記念・G3(8月13日、新潟・芝1600メートル、良)

 夏の新潟競馬場で行われる伝統のマイル重賞は17頭で争われ、単勝4番人気で戸崎圭太騎手騎乗のアヴェラーレ(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ドゥラメンテ)が直線で切れ味鋭く差し切った。前走の京王杯スプリングC4着から巻き返し、重賞初制覇。母に重賞2勝、NHKマイルC2着もあったアルビアーノを持つ良血がついに花開いた形だ。

 2着にディヴィーナ(ミルコ・デムーロ騎手)、3着にラインベック(石橋脩騎手)が入った。勝ち時計は1分32秒1。

 北村宏司騎手(フィアスプライド=4着)「前半は折り合い重視で脚をためる形で。追ってこの馬も伸びてはいるけど捕らえきれなかった。コーナーがもっとあって、上がりがかかる形の方がいいかも」

 浜中俊騎手(メイショウシンタケ=5着)「気難しい面があるので気分優先で運んだ。直線でフラフラするところはあったけど、展開などはまれば一発あるかも」

 田辺裕信騎手(サクラトゥジュール=6着)「ゲートを出てからのスピードの乗りがもうひとつでポジションが後ろになってしまった。しまいはジリジリきているだけに、もう少し流れに乗りたかった」

 丸田恭介騎手(ミッキーブリランテ=7着)「初めて乗ったけど返し馬から活気があって具合がよさそうでした。いい感じで運べたけど直線で少し窮屈になってしまい、もったいなかったです」

 吉田豊騎手(セルバーグ=8着)「包まれたくなかったので出して行ってリズム良くいけた。早めに動いたが、後ろも早めにきた。輸送でテンションが高かったが道中のリズムは良かったし、こういう競馬を続けていければ」

 木幡巧也騎手(フラーズダルム=10着)「スタート後に挟まれてしまい、位置取りを悪くしたのがもったいなかったです。最後はしっかり脚を使って伸びていたし、前半スムーズなら掲示板ぐらいは狙えたと思う」

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