【新潟2歳Sレース後コメント】アスコリピチェーノ北村宏司騎手ら

ラジオNIKKEI

2023年08月27日(日) 18:21

新潟2歳Sを勝利したアスコリピチェーノ(c)netkeiba.com、撮影:小金井邦祥

 新潟11Rの第43回新潟2歳ステークス(2歳GIII・芝1600m)は1番人気アスコリピチェーノ(北村宏司騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。1馬身差の2着に10番人気ショウナンマヌエラ、さらに1馬身差の3着に4番人気クリーンエアが入った。

 アスコリピチェーノは美浦・黒岩陽一厩舎の2歳牝馬で、父ダイワメジャー母アスコルティ(母の父Danehill Dancer)。通算成績は2戦2勝。

レース後のコメント
1着 アスコリピチェーノ(北村宏司騎手)
「力のある馬なので、人気になるなと思っていましたが、スムーズな良い走りでしたし、結果を出せて良かったです。キャリアの少ない2歳馬のレースなので色々と想定して臨みました。落ち着いた淡々とした流れでしたから、前の馬も力が残っていました。それでも、大きなストライドで、この馬の良さを発揮した良い走りをしてくれました」

2着 ショウナンマヌエラ(石橋脩騎手)
「芯の通った良い馬です。馬の行く気に逆らわないで行かせたかったです。道中も良い雰囲気でずっと走っていました。直線では馬場の良いところに出して、行けるかなと思いました。勝った馬は強かったですが、よく走っていると思います」

3着 クリーンエア(大野拓弥騎手)
「勝ち馬を見ながらしっかりと脚が溜まっていました。最後は脚色が一緒になってしまいましたが、新馬戦と違ったペースでしっかりと脚を使えたのは大きいです」

4着 ルクスノア(永島まなみ騎手)
「6番の馬(ショウナンマヌエラ)が逃げる形で、それを行かせるのに頭を上げるロスがありました。その後は徐々に折り合って、馬は一瞬の脚を使って伸びていました。重賞なのでもっと切れ味を持った馬がいましたが、これからもっと良くなると思います」

5着 シリウスコルト(三浦皇成騎手)
「返し馬からもっと距離があっても良いと感じました。手綱を持っているうちは良いのですが、放すと走りがバラバラになってしまいます。それでも、まだまだ良くなると思います」

6着 ヴァンヴィーヴ(M.デムーロ騎手)
「ジリジリ伸びていました。新馬の時から瞬発力がないと思っていましたが、変わらずジリジリという感じでしたね」

7着 エンヤラヴフェイス(菱田裕二騎手)
「他の馬に前に入られたら、推進力がなくなってしまいました。他馬を気にして、そこからの挽回が上手くいきませんでした」

9着 ルージュスタニング(菅原明良騎手)
「ぶつかってゲートを出て、行き脚がつきませんでした。道中も直線もスムーズではありませんでした。上手くいきませんでした」

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