【新潟記念】4番人気マイネルウィルトスは10着 Mデムーロ騎手「瞬発力の差が出てしまいました」

スポーツ報知

2023年09月03日(日) 17:27

10着のマイネルウィルトス(カメラ・荒牧 徹)

◆第59回新潟記念・G3(9月3日、新潟・芝2000メートル、良)

 サマー2000シリーズ最終戦は14頭立てで争われ、2番人気でハンデ54キロのノッキングポイント(牡3歳、美浦・木村哲也厩舎、父モーリス)が北村宏司騎手を背に、日本ダービー5着以来の始動戦で勝利を収め、デビュー7戦目で重賞初制覇を決めた。3歳馬の勝利は1984年のグレード制導入以降、18年のブラストワンピース以来2頭目。北村宏司騎手は先週行われた新潟2歳Sアスコリピチェーノに続き2週連続の重賞勝利。勝ち時計は、1分59秒0。

 2着には、19年勝ち馬で昨年2着で7番人気のユーキャンスマイル(石橋脩騎手)が1馬身差で続いた。さらに首差の3着は10番人気のインプレス(菅原明良騎手)だった。1番人気のサリエラ(クリストフ・ルメール騎手)は7着に敗れた。

 三浦皇成騎手(バラジ=5着)「今日はゲートの駐立が悪かったです。結果的に上位にきた馬と同じようなポジションだったが、今回はいい時と比べて硬さもあって、動き切れなかったので、前で運びたかったです」

 松岡正海騎手(フラーズダルム=6着)「エンジンのかかりが遅いと聞いていて、出たなりかハナと話していましたが、ハナにいったら物見をしていました。理想は番手だったかもしれませんが、今回こういう競馬をしたことがいい経験になれば」

 木幡巧也騎手(ファユエン=8着)「いつもよりポジションを取っていきましたが、勝負どころでギアが上がるのが遅かったです。それでも最後はグイグイ伸びてくれて、狭いところを割って根性も見せてくれた」

 戸崎圭太騎手(イクスプロージョン=9着)「スタートがよかったし、いい感じで運ぶことができました。直線では一瞬、オッと思わせてくれましたが、残り100メートルで甘くなってしまいました」

 ミルコ・デムーロ騎手(マイネルウィルトス=10着)「上がりの速い勝負になって、他の馬に速い脚を使われてしまった。道中の手応えはよかったです。でも、仕掛けてからの瞬発力の差が出てしまいました」

 菱田裕二騎手(グランオフィシエ=11着)「勝ち馬の後ろにつけて、ギリギリまでついていければというプランでした。直線は離されましたけど、しっかりとレースはできました」

 内田博幸騎手(ブラヴァス=12着)「スタートはよかったし、無理に下げることなく、馬のリズムを大事に運びました。ラストは年齢的なものもあるのかな」

 永野猛蔵騎手(サトノルークス=14着)「理想的なポジションを取ることができて、前に壁をつくって、ひとためして運ぶことができました。トモ(後肢)に弱いところがあって、最後は苦しくなってしまいました」

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