◆第12回アルテミスS・G3(10月28日、東京・芝1600メートル＝良)

　ソダシ、リスグラシューなどの名牝が制した2歳牝馬の登竜門となる重賞に10頭が出走し、クリストフ・ルメール騎手が手綱を執った単勝1番人気のチェルヴィニア(美浦・木村哲也厩舎、父ハービンジャー)が、重賞初挑戦で勝利を飾った。

　2016年のフローラSを制し、オークスでは2着になったチェッキーノの娘。今年の新潟記念Vの半兄ノッキングポイント(父モーリス)に続く重賞勝利となった。

　勝ち時計は1分33秒6。2着に2番人気のサフィラ(松山弘平騎手)、3着には4番人気のスティールブルー(荻野極騎手)が続いた。

　石橋脩騎手(ショウナンマヌエラ＝5着)「前回と同じくらいのテンションでいい雰囲気でした。体も良くなっていたし、つまづいてあのスタートですから、ゲートは天性ですね。いい成長曲線を描いていると思います」