【天皇賞(秋)結果】イクイノックス完勝! 1分55秒2の日本レコードで連覇&GI・5連勝!

2023年10月29日(日) 15:45

天皇賞(秋)を制したイクイノックス(撮影:下野雄規)

 29日、東京競馬場で行われた第168回天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)は、前2頭から離れた3番手につけたC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、後方追走から脚を伸ばした6番人気ジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒2(良、日本レコード)。

 さらに1.1/4馬身差の3着に3番人気プログノーシス(牡5、栗東・中内田充正厩舎)が入った。なお、2番人気ドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)は7着に終わった。

 勝ったイクイノックスは、父キタサンブラック母シャトーブランシュその父キングヘイローという血統。2011年にトーセンジョーダンがマークした1分56秒1を0.9秒塗り替える日本レコードで、昨年に続く天皇賞(秋)連覇を達成。その昨年の天皇賞(秋)からのGI・5連勝で改めて現役最強を証明した。

天皇賞(秋)】1905年に横浜の日本レースクラブが、明治天皇から菊花御紋付銀製花盛器を下賜され創設した「エンペラーズカップ」が前身。38年秋より4歳以上3200mの条件になり、戦争で中断される44年春まで続いた。47年春に「平和賞」として復活。同年秋から現在の名称である「天皇賞」となり、春が京都、秋は東京で実施される形になった。81年から過去の優勝馬にも出走権が与えられ、84年には天皇賞(秋)は 2000mに。さらに87年には3歳馬も出走可能となった。

【勝ち馬プロフィール】
イクイノックス(牡4)
騎手:C.ルメール
厩舎:美浦・木村哲也
父:キタサンブラック
母:シャトーブランシュ
母父:キングヘイロー
馬主:シルクレーシング
生産者:ノーザンファー

【全着順】
1着 イクイノックス 1人気
2着 ジャスティンパレス 6人気
3着 プログノーシス 3人気
4着 ダノンベルーガ 4人気
5着 ガイアフォース 7人気
6着 アドマイヤハダル 9人気
7着 ドウデュース 2人気
8着 エヒト 11人気
9着 ヒシイグアス 8人気
10着 ノースブリッジ 10人気
11着 ジャックドール 5人気

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