◆第48回エリザベス女王杯・G1(11月12日、京都競馬場・芝2200メートル)

　昨年の阪神JFで、のちの3冠牝馬リバティアイランドに0秒4差2着まで迫り、前走の府中牝馬S10着から巻き返しを狙うシンリョクカ(牝3歳、美浦・竹内正洋厩舎、父サトノダイヤモンド)は、ほぼ真ん中の5枠8番に決まった。竹内調教師は「ひと桁が欲しいと思っていたので、ぎりぎりひと桁でよかったです。馬群に入れる馬なので、そこでじっくりと脚をためる競馬ができる」とうなずいた。

　阪神JF、桜花賞の時と同じく金曜日に関西へ出発するパターンを踏襲し、11月10日の早朝に京都競馬場へ向かった。指揮官は「しっかりやってきたけど、テンションの方はどんどん落ち着いてくれていて、それが一番安心した部分」と、雰囲気の良さを強調した。