10日、香港・シャティン競馬場で行われた香港ヴァーズ(3歳上・香G1・芝2400m)は、道中最後方を追走していたM.ギュイヨン騎手騎乗の5番人気ジュンコ(Junko、セ4、仏・A.ファーブル厩舎)が、直線で大外から一気に突き抜け勝利した。勝ちタイムは2分30秒12(良)。

　1馬身差の2着には内から連れて脚を伸ばした3番人気ゼッフィーロ(牡4、日・池江泰寿厩舎)、さらに2馬身1/4差離れた3着にはウォームハート(Warm Heart、牝3、愛・A.オブライエン厩舎)が入線。なお、ジェラルディーナ(牝5、日・斉藤崇史厩舎)は4着、レーベンスティール(牡3、日・田中博康厩舎)は最下位の8着だった。

　勝ったジュンコは父Intello、母Lady Zuzu、母の父Dynaformerという血統。22年2月のデビューからコンスタントに勝ち星を重ね、今年8月のルー賞(仏G3)でひさびさの重賞制覇を飾り、前走のバイエルン大賞(独G1)で3つ目のタイトルを獲得していた。通算成績は14戦7勝(うち重賞4勝)。

【1着馬プロフィール】
◆ジュンコ(Junko、セ4)
騎手：M.ギュイヨン
厩舎：仏・A.ファーブル
父：Intello
母：Lady Zuzu
母父：Dynaformer
馬主：Wertheimer & Frere

※レース結果は主催者発表のものと照合してください。