【2023年GIプレイバック(下半期)】イクイノックスGI・6勝目・リバティアイランド牝馬三冠達成など

2023年12月30日(土) 18:30

ジャパンCを最後に引退したイクイノックス(撮影:下野雄規)

 2023年も幾多の名勝負が繰り広げられたJRA・GI。ここでは秋GIの開幕を告げたスプリンターズSから最終日を飾ったホープフルSまでを振り返る。

■10月1日 スプリンターズS(中山・芝1200m)
優勝馬:ママコチャ(牝4、栗東・池江泰寿厩舎)
 中山競馬場で行われた第57回スプリンターズS(3歳上・GI・芝1200m)は、中団から早めに進出し4角で先頭に並びかけた川田将雅騎手騎乗の3番人気ママコチャ(牝4、栗東・池江泰寿厩舎)が、好位の内で脚を溜めて伸びた6番人気マッドクール(牡4、栗東・池添学厩舎)との激しい追い比べを制し、ハナ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分08秒(良)。

■10月15日 秋華賞(京都・芝2000m)
優勝馬:リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)
 京都競馬場で行われた第28回秋華賞(3歳・牝・GI・芝2000m)は、中団前方から4角で一気に先頭に立った川田将雅騎手騎乗の1番人気リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)が、4角後方3番手辺りから追い込んだ3番人気マスクトディーヴァ(牝3、栗東・辻野泰之厩舎)に1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分01秒1(稍重)。

■10月22日 菊花賞(京都・芝3000m)
優勝馬:ドゥレッツァ(牡3、美浦・尾関知人厩舎)
 京都競馬場で行われた第84回菊花賞(3歳・牡牝・GI・芝3000m)は、一旦ハナに立つも2周目で4番手まで下げたC.ルメール騎手騎乗の4番人気ドゥレッツァ(牡3、美浦・尾関知人厩舎)が、直線で再び先頭に立って後続を突き放し、最後は2番人気のダービー馬タスティエーラ(牡3、美浦・堀宣行厩舎)に3.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分03秒1(良)。

■10月29日 天皇賞(秋)(東京・芝2000m)
優勝馬:イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)
 東京競馬場で行われた第168回天皇賞(秋)(3歳上・GI・芝2000m)は、前2頭から離れた3番手につけたC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、直線で先頭に立って後続を突き放し、後方追走から脚を伸ばした6番人気ジャスティンパレス(牡4、栗東・杉山晴紀厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分55秒2(良、日本レコード)。

■11月12日 エリザベス女王杯(京都・芝2200m)
優勝馬:ブレイディヴェーグ(牝3、美浦・宮田敬介厩舎)
 京都競馬場で行われた第48回エリザベス女王杯(3歳上・牝・GI・芝2200m)は、道中5番手につけたC.ルメール騎手騎乗の1番人気ブレイディヴェーグ(牝3、美浦・宮田敬介厩舎)が、直線で一気に突き抜け、5番人気ルージュエヴァイユ(牝4、美浦・黒岩陽一厩舎)に3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分12秒6(良)。

■11月19日 マイルCS(京都・芝1600m)
優勝馬:ナミュール(牝4、栗東・高野友和厩舎)
 京都競馬場で行われた第40回マイルCS(3歳上・GI・芝1600m)は、道中は後方に構えた藤岡康太騎手騎乗の5番人気ナミュール(牝4、栗東・高野友和厩舎)が、直線で外から一気に各馬を差し切り、中団から脚を伸ばした3番人気ソウルラッシュ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒5(良)。

■11月26日 ジャパンC(東京・芝2400m)
優勝馬:イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)
 東京競馬場で行われた第43回ジャパンC(3歳上・GI・芝2400m)は、3番手追走から直線で先頭に立ち、後続を突き放したC.ルメール騎手騎乗の1番人気イクイノックス(牡4、美浦・木村哲也厩舎)が、2着の2番人気リバティアイランド(牝3、栗東・中内田充正厩舎)に4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分21秒8(良)。

■12月3日 チャンピオンズC(中京・ダ1800m)
優勝馬:レモンポップ(牡5、美浦・田中博康厩舎)
 中京競馬場で行われた第24回チャンピオンズC(3歳上・GI・ダ1800m)は、先手を取った坂井瑠星騎手騎乗の1番人気レモンポップ(牡5、美浦・田中博康厩舎)が、そのままゴールまで逃げ切り、直線外から猛然と追い上げた12番人気ウィルソンテソーロ(牡4、美浦・小手川準厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分50秒6(良)。

■12月10日 阪神JF(阪神・芝1600m)
優勝馬:アスコリピチェーノ(牝2、美浦・黒岩陽一厩舎)
 阪神競馬場で行われた第75回阪神ジュベナイルフィリーズ(2歳・牝・GI・芝1600m)は、中団追走から直線で一気に各馬を差し切った北村宏司騎手騎乗の3番人気アスコリピチェーノ(牝2、美浦・黒岩陽一厩舎)が、その内を突いてゴール前迫った5番人気ステレンボッシュ(牝2、美浦・国枝栄厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。

■12月17日 朝日杯FS(阪神・芝1600m)
優勝馬:ジャンタルマンタル(牡2、栗東・高野友和厩舎)
 阪神競馬場で行われた第75回朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)は、中団追走から直線で早々に抜け出した川田将雅騎手騎乗の1番人気ジャンタルマンタル(牡2、栗東・高野友和厩舎)が、直線最後方から猛然と追い上げた4番人気エコロヴァルツ(牡2、栗東・牧浦充徳厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分33秒8(良)。

■12月23日 中山大障害(中山・障害4100m)
優勝馬:マイネルグロン(牡5、美浦・青木孝文厩舎)
 中山競馬場で行われた第146回中山大障害(3歳上・JGI・芝4100m)は、中団からポジションを上げていった石神深一騎手騎乗の1番人気マイネルグロン(牡5、美浦・青木孝文厩舎)が、最後の3コーナーで先頭に立って後続を突き放し、2着の3番人気ニシノデイジー(牡7、美浦・高木登厩舎)に10馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは4分37秒9(良)。

■12月24日 有馬記念(中山・芝2500m)
優勝馬:ドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)
 中山競馬場で行われた第68回有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)は、後方追走から2周目3-4コーナーで3番手まで上がった武豊騎手騎乗の2番人気ドウデュース(牡4、栗東・友道康夫厩舎)が、直線で前2頭を捕らえ、2番手から脚を伸ばした7番人気スターズオンアース(牝4、美浦・高柳瑞樹厩舎)に1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分30秒9(良)。

■12月28日 ホープフルS(中山・芝2000m)
優勝馬:レガレイラ(牝2、美浦・木村哲也厩舎)
中山競馬場で行われた第40回ホープフルステークス(2歳・牡牝・GI・芝2000m)は、中団後方から大外を回って鋭く脚を伸ばしたC.ルメール騎手騎乗の1番人気レガレイラ(牝2、美浦・木村哲也厩舎)が、好位からいったん抜け出した2番人気シンエンペラー(牡2、栗東・矢作芳人厩舎)を差し切り、3/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは2分00秒2(良)。

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