【地方競馬】ローリエフレイバーが2歳砂女王

デイリースポーツ

2023年12月31日(日) 18:40

 東京2歳優駿牝馬を制したローリエフレイバー(撮影・佐々木彰尚)

 「東京2歳優駿牝馬・S1」(31日、大井)

 23年を締めくくったのは2番人気のローリエフレイバー。2番手から抜け出して、ダート2歳女王に輝いた。手綱を取ったデビュー2年目の野畑凌にとっては、うれしい重賞初制覇となった。1番人気のミスカッレーラは2馬身差の2着に敗れた。さらに離れた3着に10番人気のフェルディナンドが入った。

 「サイコーです!」-。ゴールと同時に、19歳の左手が初々しく何度も上がった。デビュー2年目の野畑凌。自身の重賞初VをS1の大舞台で決めた。

 デビュー戦からコンビを組み、目下3連勝で臨んだ一戦。「人気をしている馬で緊張しましたが、楽しもうと思いました。はい、楽しめました」。初めての重賞優勝インタビューにも堂々と応えた。

 逃げるパペッティアの2番手。3角過ぎでこれをかわして先頭に立つ強気の競馬。外から1番人気のミスカッレーラが迫ってきたが、直線を向いて外へ張ると勝負あり。あとは「馬の力を信じて追いました」。最後は2馬身の差を付けた。

 ルーキーイヤーの47勝から今年は106勝へ大躍進。記録の残る74年以降、デビュー2年目での100勝超は初めて。12月16日のYJSファイナルラウンドでは中山での第1戦を勝利(JRA初V)。総合でも5位に奮闘した。「多くの関係者のおかげです。いま、競馬が楽しいです!」。緊張感から解き放たれ、満面の笑みがはじけた。

 月岡師は8年ぶりの重賞タイトル。破竹の4連勝でダート2歳女王に輝いた愛馬に「ジョッキーが気分良く走らせてくれました。頭のいい馬。いい勝ち方をしてくれました」とうなずいた。今後については白紙としたが、主戦は「素直で乗りやすい馬。ローリエと成長していきたい」とキッパリ。まもなく訪れるダート競馬新時代の幕開けにふさわしいシーンとなった。

関連情報

いま読まれています

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す