【シンザン記念】“年男”吉岡師 飛躍の年に ノーブルロジャーと重賞Vに挑む「能力は足りる」

デイリースポーツ

2024年01月05日(金) 06:00

 力強く伸びたノーブルロジャー(撮影・石湯恒介)

 「シンザン記念・G3」(8日、京都)

 昨年暮れにJRA通算100勝を達成するなど、勢いに乗る吉岡辰弥調教師(47)=栗東。辰年生まれの指揮官が、シンザン記念に送り込むのは素質馬ノーブルロジャーだ。キャリアは浅いがセンスは抜群。21年ユニコーンS(スマッシャー)、京都2歳S(ジャスティンロック)に続くJRA重賞3勝目なるか。

 昨年の12月24日阪神で、開業4年目にしてJRA通算100勝を達成。これまで着実に勝利を積み重ねてきた吉岡師が意気込み新ただ。「年々、馬の質が上がってきています。昨年は3歳馬がすごく活躍してくれましたね。厩舎の雰囲気もとても良かったです」と充実の表情で振り返った。

 1976年生まれの“年男”。今年は節目となる開業5年目に突入する。前回年男だった12年前は、ちょうど調教師を目指し始めた時期だった。「昨年結果を出してくれた馬たちが、今年は上のクラスや重賞で走ることになります。昨年以上の結果を残したい」と言葉に力がこもる。

 シンザン記念にはノーブルロジャーがスタンバイ。デビュー戦で抜群の切れ味を発揮し、後続を楽に突き放して快勝した。最終追いは川田を背に、栗東坂路で単走追い。気合乗りは十分で、前へ前へと力強く脚を伸ばし、悠々4F53秒8-39秒4-12秒3を計時した。「ジョッキーは“非常に操作性がいい”と言っていました。前走を使ったことでスイッチが入っています。(それでいて)乗り手の指示を待てる」と指揮官は納得顔。「新馬からいきなり重賞だけど、能力は足りると思う」。スタートダッシュを決めて、人馬ともに飛躍の一年にしてみせる。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す