【京成杯】青森産馬の4年ぶりJRA重賞制覇へ ウインバリアシオン産駒のハヤテノフクノスケが参戦

2024年01月12日(金) 07:45

青森産馬の期待の星のハヤテノフクノスケ(昨年11月撮影、ユーザー提供:深い池さん)

 青森産馬として4年ぶりのJRA重賞制覇を目指し、ハヤテノフクノスケ(牡3、栗東・中村直也厩舎)が京成杯(3歳・GIII・芝2000m)に参戦する。

 ハヤテノフクノスケは父ウインバリアシオン母サクラインスパイア、母の父シンボリクリスエスの血統。5代母は名繁殖牝馬のスワンズウッドグローヴなので、古くは88年日本ダービー覇者のサクラチヨノオーや同年の朝日杯3歳Sを制したサクラホクトオー、近年ではサクラトゥジュールラッキードリームと同じ牝系の出身となる。ここまで2戦1勝。昨年11月の新馬(京都芝2000m)はミスタージーティーの末脚に屈して2着だったが、続く未勝利(京都芝2000m)を5馬身差で圧勝。あの勝ちっぷりを見れば、陣営が格上挑戦での重賞参戦を決めたのも納得だ。

 かつて青森は一大馬産地だった。47年マツミドリ、54年ゴールデンウエーブ、55年オートキツ、57年ヒカルメイジ、58年ダイゴホマレ、59年コマツヒカリ、62年フエアーウインと7頭の日本ダービー馬を輩出。しかし、01年の阪神JFを制したタムロチェリーを最後にJRAのGI勝ち馬は出ていない。近年の生産頭数は70頭前後で推移。JRA重賞制覇も20年ダイヤモンドSミライヘノツバサが最後となっている。

 さぁ、ハヤテノフクノスケは故郷を盛り上げる走りができるか。願わくは好勝負を演じ、クラシックに弾みを付けてほしい。

【近年の主な青森産馬】カッコ内は生年
マイネレーツェル(05年)…08年フィリーズレビューローズS
キョウエイギア(13年)…16年ジャパンダートダービー
ミライヘノツバサ(13年)…20年ダイヤモンドS
サルサディオーネ(14年)…20年マリーンCクイーン賞、21年スパーキングレディーC、日本テレビ盃、22年さきたま杯
ギシギシ(18年)…22年習志野きらっとスプリント、23年アフター5スター賞

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