◆第58回報知杯フィリーズレビュー・G2(3月10日、阪神競馬場・芝1400メートル、1着～3着馬に桜花賞の優先出走権)

　桜花賞トライアル、報知杯フィリーズレビューの前日発売最終オッズが9日、発表された。

　単勝1番人気は、京王杯2歳Sをレコードで制し、続く阪神JFでも見せ場十分の3着だった(1)コラソンビート(牝3歳、美浦・加藤士津八厩舎、父スワーヴリチャード)で2・4倍。鞍上は引き続き横山武史騎手。栗東に滞在し、関西圏でも重賞制覇を狙う。

　やや間があいて、2番人気は2頭が並んだ。12月9日のつわぶき賞を勝ち、菱田裕二騎手と3戦ぶりのコンビとなる(3)バウンシーステップ(牝3歳、栗東・高橋亮厩舎、父モーリス)と、武豊騎手が乗る(12)ジューンブレア(牝3歳、栗東・武英智厩舎、父アメリカンフェロー)が8・4倍。この3頭が単勝10倍以下のオッズとなっている。4番人気は阪神JF5着の(6)シカゴスティング(牝3歳、栗東・庄野靖志厩舎、父ロゴタイプ)が10・1倍で続いている。鞍上は鮫島克駿騎手。

　馬連の1番人気は(1)―(3)と(1)―(6)が9・2倍で並んだ。3番人気が(1)―(10)の13・0倍と続くが、10番人気までが(1)コラソンビートが軸になっている。

　馬単の1番人気は(1)→(6)で8・9倍。2番人気は(1)→(3)で12・4倍。3番人気が(1)→(10)で16・9倍。4番人気が(1)→(5)で18・9倍と続いている。こちらも5番人気まで(1)コラソンビートが1着の組み合わせだ。

　3連単の1番人気は(1)→(6)→(3)で50・0倍。2番人気が(1)→(3)→(6)で51・0倍と続き、3番人気が(1)→(3)→(2)で57・7倍。14番人気まで(1)が1着の組み合わせで、やはりオッズが示すように、コラソンビートの1強という馬券の売れ方になっている。明日は最内枠からどんな競馬をみせるか注目だ。