◇G2・フィリーズレビュー(2024年3月10日　阪神芝1400メートル)

　桜花賞トライアルのG2・フィリーズレビューは、11番人気エトヴプレ(牝3＝藤岡)が制し、重賞初制覇を飾った。

　1番人気のコラソンビート(牝3＝加藤士)は2着。騎乗した横山武は「残念です。具合的にもうひとつの感じ。それでも前哨戦なのでしっかり勝ち切りたかった。いつもほど反応がなかった。調教がハード過ぎたのか、3コーナーで少し寄られて余分にエキサイトした分なのか。敗因はいろいろあると思うが、その中でも勝ってほしかった」と話した。

　3着には12番人気セシリエプラージュ(牝3＝中村)が入った。騎乗したM・デムーロは「真ん中でスムーズな競馬がしたかったので外に出すのが早くなった。結果として内の馬が止まらなかった。よく頑張っている」と振り返った。

　▼4着バウンシーステップの菱田　(ハミを)噛むリスクもあったがポジションを取りに行く競馬をした。最後も狭いところを割ってよく伸びたけど権利を獲れなかったのが悔しい。