皐月賞のトライアルはスプリングSで全て終了。23日の毎日杯から皐月賞に向かう馬がいる可能性はあるが、陣容は固まった。

　デビュー3連勝でスプリングSを制したシックスペンスが一躍、主役候補に浮上。陣営は出否を明言しなかったが3戦とも中山コースで勝ち星を挙げているだけに地の利は一番。出走してくるようなら最右翼になる。牝馬ながら参戦を表明しているレガレイラも候補の一頭。皐月賞と同舞台で行われた昨年末のG1ホープフルSの覇者だけに、こちらも舞台適性は高い。そこからの直行になるだけに仕上がりには注目だ。

　関西では新馬、共同通信杯と連勝中のジャスティンミラノが筆頭。勝ちっぷりが良く、コースは違うが遠征競馬は経験済み。戸崎とコンビ継続で本番に臨む。

　シンエンペラーも4戦全連対と安定感なら負けていない。ホープフルS、弥生賞と中山2000メートルで連続2着とこちらも軽視できない。舞台適性でいえば京成杯勝ちのダノンデサイル、弥生賞勝ちのコスモキュランダも侮れない。