2月18日のヒヤシンスSを制したラムジェット(牡3＝佐々木、父マジェスティックウォリアー)は三浦とコンビ継続でユニコーンS(27日、京都ダート1900メートル)に向かう。

　前走後は米G1ケンタッキーダービー(5月4日、チャーチルダウンズ、ダート2000メートル)を目標に調整を進めたが日本ラウンドの選出ポイント1位となったテーオーパスワードが出走するため、米国遠征はかなわなかった。佐々木師は「(ケンタッキーダービー出走の)可能性があるなら、とギリギリまで粘ったんだけどね」と説明。登録済みの3歳ダート3冠・羽田盃(24日、大井ダート1800メートル)は次点で除外対象となっている。

　17日朝、美浦から三浦が駆けつけて栗東CWコースで1週前追いに騎乗した。直線は目いっぱいに追われ、6F81秒5～1F11秒6で僚馬インプレス(5歳オープン)に首差先着。指揮官は「(三浦)皇成に感触をつかんでもらった。動きは良かったし、予定通りの調整ができている」と順調さをアピールした。