◆ジェゼロ(8日・竹村)

　当歳セレクトセールで3億3000万円(税込み)の値が付いた高額馬ジェゼロ(牡2歳、栗東・須貝、父サートゥルナーリア、母ラルケット)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。序盤はリズム重視で運んで、しまいを伸ばす内容だったが、鞍上の酒井が軽く仕掛けるとしっかりと加速して1F11秒3をマーク。切れのある脚さばきで最後まで集中力も保っていた。先週の坂路では4F52秒台を余力残しでマークしており、調教ピッチは着実に上がっている。

◆パブリックビーナス(8日・浜口)

　パブリックビーナス(牝2歳、栗東・池江、父エピファネイア、母ヴィニー)はこの日、栗東坂路でキャンター調整を行い4F64秒9-15秒4を記録。牝馬らしく気の強そうなタイプながら、柔軟な脚の運びからは相当なバネが感じられる。半兄ブラーヴイストワルもいい雰囲気を持った馬だが、こちらも高いポテンシャルを秘めていそうだ。

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