【POG】半姉はミアネーロ ショウナンザナドゥ世代一番星へ「初戦から楽しみ」(栗東発)

デイリースポーツ

2024年05月11日(土) 11:49

ショウナンザナドゥの姉ミアネーロ(左)、フラワーC優勝時

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 来週はオークス(19日・東京、芝2400m)、再来週にはダービー(26日・東京、芝2400m)が行われ、それが終わるとあっという間に2歳新馬戦が始まる。毎年のことながら時が進むのは本当に早い。

 シャマル黒船賞-かしわ記念と連勝した松下厩舎からは、今年のフラワーC覇者ミアネーロの半妹ショウナンザナドゥ(牝、父キズナ母ミスエーニョ)が、JRA2歳戦の初陣6月1日の京都芝1600mに池添Jで予定。師は「スピードがあって、手先の軽い走りをしています。抑えも利きそうですし、体幹もしっかりしています。初戦から楽しみです」と一番星を狙っている。

 タガノサダフ(牡、斉藤崇、父ノーブルミッション母タガノアイル)の父は新種牡馬で怪物フランケルの全弟。血統的にも魅力たっぷりだ。入厩後はコースと坂路を併用して、乗り込みを消化。8日の栗東坂路では古馬との併せ馬で4F53秒7-12秒5をマークした。ひと追いごとに良くなってきている印象で、早い時期のデビューになりそう。初戦から注目したい。

 ほかには小崎厩舎の2歳馬4頭の現状をお伝えしたい。リリーフィールド(牝、父モズアスコット母ハイリリー)はゲート試験を合格して、現在は放牧中。師は「スタートが速くて、スピードもありそう。胴が詰まった体形で、短距離向きだと思います」とイメージする。このまま順調にいけば、6月15日か16日の函館芝1200mでのデビューを予定している。

 ソリスディエス(牡、母プリュス)はキタサンブラック産駒で奥がありそう。ゲート試験を合格して、現在は放牧中。師は「馬体のバランスがいいですね。気性も素直でとてもいい走りをします。現在は放牧に出して成長を促していますが、楽しみな一頭です」と期待を寄せる。

 サンクスパパ(牝、父サンダースノー母ゴールデンリーヴス)の父は18、19年のドバイワールドCを連覇した名馬で産駒は今年が2世代目。現3歳世代の実績からも、早い時期の勝ち上がりに期待ができそうだ。師は「前向きな気性で、走りも軽いですね。早い時期にデビューができそうです」と好感触。「4回京都開催に間に合えばと思っています」と初陣Vを意識する。

 エニグマティーク(牝、父モーリス母ヴェルスパー)はゲート試験合格を目指して調整中。師は「良くなるのはもう少し先ですね。合格した後はいったん放牧に出すと思います」とコメントした。(馬サブロー栗東支局・塩手)

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す