ダービーデイに出走する“ダービー馬の仔”は何頭いる?

2024年05月24日(金) 07:30 2 23

親仔制覇を狙うジャスティンミラノ(左)とその父キズナ(撮影:下野雄規)

 東京競馬場では26日(日)に日本ダービー(3歳牡牝・GI・芝2400m)が行われる。GI開催日になると、不思議とそのレースゆかりの血統馬や産駒が勝利を挙げ、「勝った〇〇の父は〇年の皐月賞馬~」などという実況を耳にすることがある。そこで今回は、ダービー週に東京競馬場で出走する“ダービーゆかりの仔”にスポットをあててみたい。

 JRAで現役産駒がいるダービー馬は01年ジャングルポケット~19年ロジャーバローズまで16頭。日曜東京では計34頭の産駒が出走する。

 日曜8Rの青嵐賞(4歳上・2勝クラス)は、日本ダービーと同じ芝2400mが舞台。キズナ産駒のアームブランシュドゥラメンテ産駒のコスタレイディープインパクト産駒ファベルキングカメハメハ産駒レッドミラージュと、こちらにはダービー馬の仔が4頭出走する。メインに向けて馬場傾向や、血統傾向を見極める意味でも、注目のレースになりそうだ。

 日本ダービーには計8頭、ダービー馬の仔が出走する。いずれも産駒のダービー初Vだけでなく、史上初の親仔三代制覇がかかる一戦。キズナは無敗の皐月賞ジャスティンミラノを筆頭に、無傷3連勝でスプリングSを勝ったシックスペンス京都新聞杯を制したジューンテイクなど5頭の産駒が挑む。また、ドゥラメンテ青葉賞シュガークン若葉Sを勝ったミスタージーティーレイデオロサンライズアースを送り込む。

 「ダービー馬はダービー馬から」の格言通りに親仔制覇を期待したいが、一方で父の雪辱なるかも注目したい。アーバンシックレガレイラの父スワーヴリチャードダノンデサイルビザンチンドリームの父エピファネイアは、自身が日本ダービーで惜しくも2着だった。

 父が輝いた舞台で戴冠か、それとも父の無念を晴らすか。ダービー当日は、その息子、娘たちの走りから目が離せない。

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  • エンジェるさん

    2024/5/24 10:29

    血統のロマンというのは結局は人間が勝手に描いているストーリーにすぎないとはいえ,他の公営ギャンブルと大きく異なる点がそこにあるのかなと思います
    1口馬主として購入した馬の母系を調べて,遠い親戚に名馬がいたりすると嬉しくなりますね

    オークスの母娘制覇と比べると,当然父子制覇の可能性は高いです(産駒の絶対数が違うため)。それでもまだ実現していない3代制覇というのは,これまたロマンがありますね
    各馬人生に一度の晴れ舞台。そういう表現も人間のエゴなのかもしれませんが,それでも今年も「ストーリー」に酔いしれたいと思いますし,今年は全頭無事に帰ってきて,次のストーリーに繋げてもらいたいです

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