昔は雨が降ると競馬も中止だった!? 中には“雨天決行”をウリにした競馬場も

2024年06月24日(月) 18:45 8 36

今年の宝塚記念も雨天での開催になった(写真はイメージ、(c)netkeiba)

 気象庁は21日、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表した。これからは競馬ファンにとって、頭悩ましい時期だろう。出馬表を開く前に「どのぐらい雨が降るのか」、「馬場はどこまで悪化するのか」などと、天気予報とにらめっこしているファンも多いのではないか。

 ゲリラ豪雨や雷をともなう場合など、よほどのケースを除いて雨でも競馬は行われるが、昔は事情が異なっていたようだ。2001年に発行された『大井競馬のあゆみ―特別区競馬組合50年史』(特別区競馬組合発行)によれば、「当時(1930年~40年代)の地方競馬では、雨天順延が当たり前であった」と記載がある。

 いまでは水はけもかなり良くなり、コースによっては驚くほど短時間で馬場状態が回復するケースも。だが、昔はひとたび雨が降れば、場内や馬場には水たまりが出来ていたと聞く。場内設備も整っていない競馬場も多かったが、日本有数の売上規模を誇っていた八王子競馬場には、屋根付きのスタンドがあった。ならば雨天でも開催に影響は無い。「雨でもやります明るい競馬」を都営競馬のキャッチフレーズ第1号にしたのだった。

 雨天順延と言っても、程度によって開催の認否がわからない。また、当時はインターネットはおろか、テレビやラジオ、電話さえ普及していない時代。問い合わせる術など無いに等しく、わざわざ地理的条件の悪い八王子競馬場まで訪れたファンに迷惑をかけてしまう。そういった背景から、雨でも開催することをウリにしていたようだ。

 雨の中、泥んこになって懸命に走る人馬には心打たれる。馬券予想をする上では頭痛い季節になるが、梅雨時も競馬を楽しんでいきたい。

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  • ざわざわさんさん

    2024/6/24 23:33

    河川敷ってのも関係しているのか、20年ぐらい前の園田競馬場はいつも「不良」。晴れの日が続くとたまに「重」になっていたけど、ぬかるみ過ぎる馬場と短い直線、向こう正面の真ん中で仕掛けないと とても届かない仕様。
    吉田勝彦アナウンサーも3コーナーですでに「一般的なゴール前のテンション」だった。そりゃゴールの瞬間、声も裏返るヮww

  • らっくさん

    2024/6/25 2:15

    雪が降って、芝からダートに替わっても共同通信杯を圧勝したエルコンドルパサーは凄かった

    それにしても、あのコース替わりされていた時代はなんだったんかしら?

  • Tsukitomoさん

    2024/6/24 18:59

    札幌競馬場は1968年まで「砂」コースだったそうですが、現在のダートと比べて水捌けはどうだったんでしょうね。

  • はらじゅんさん

    2024/9/13 23:51

    半世紀以上前と今では技術も進歩してるからね。

  • らっくさん

    2024/6/25 2:15

    雪が降って、芝からダートに替わっても共同通信杯を圧勝したエルコンドルパサーは凄かった

    それにしても、あのコース替わりされていた時代はなんだったんかしら?

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