エフフォーリア&サリオスや“計71馬身差”をつけた米の怪物も セレクトセール初上場の新種牡馬を紹介

2024年06月28日(金) 17:00

エフフォーリア(上、撮影:下野雄規)とフライトライン(下、(c)netkeiba)

 北海道苫小牧のノーザンホースパークで7月8日(月)、9日(火)に行われる「セレクトセール2024」。毎年多くの活躍馬を送り出す日本最大級のセリ市の開催を前に、セレクトセールをより楽しむための情報や過去の出来事を紹介。今回はセレクトセールに産駒が初上場される新種牡馬を紹介したい。

 最初に紹介したいのは2頭だ。21年の皐月賞天皇賞(秋)有馬記念を制したエフフォーリアの産駒は6頭、19年の朝日杯FS覇者のサリオスの産駒は8頭が上場予定となっている。前者では一族に活躍馬がズラリと並ぶ「リッスンの2024(牡)」、後者では14年の京都2歳Sを制したベルラップの半妹となる「ベルスリーブの2024(牝)」が高額取引となりそうだ。

 他では21年の米G1ペンシルベニアダービーの覇者であるホットロッドチャーリーの産駒が5頭、16年の日本ダービー馬のマカヒキと、22年のスプリンターズSを制したジャンダルムの産駒が1頭ずつ上場される。さらに22年のカルティエ賞年度代表馬バーイード(Baaeed)の産駒となる「ファハンムーラの2024(牡)」、22年のエクリプス賞年度代表馬フライトライン(Flightline)を父に持つ「ブルーストライプの2024(牡)」、「タングリトナの2024(牡)」、「グレースアドラーの2024(牡)」も要注目だ。

 中でも生涯成績6戦無敗で2着馬に計71馬身差をつけた怪物フライトラインの産駒は、3頭ともに母がG1勝ち馬なので、かなりの高額取引となる可能性もある。新種牡馬は評価が定まっていない分、いい馬を先物買いできる魅力がある。どの新種牡馬が未来のリーディングサイアーとなるのか、そんな視点でセールを見るのも面白そうだ。

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