◆クラウンプライド(12日・森田)

　現在リーディングトップの川田が、体のメンテナンスのため2週間の休養に入った。それにより、来週のマーキュリーC(15日・盛岡、ダート2000m)に出走するクラウンプライド(牡5歳、栗東・新谷)の鞍上がいったん未定になったが、師は「すぐにタケシ(横山武)に決まったよ」と手を打っていた。当然テン乗りになるが、トップジョッキーの彼なら乗りこなしてくれるはずだ。

◆サトノグレイト(12日・城谷)

　来週以降に出走予定の馬ばかりでほとんどが軽めの追い切りに終始するなか、前半から気合の乗った走りで札幌ダートで5F71秒2-41秒9-12秒6(馬なり)をマークしたのがサトノグレイト(セン4歳、栗東・中竹)。前回は移動して間もないレースでもあり、最後に息切れして6着に敗れたが、昇級戦でもスピード負けしなかったように、十分に通用する力を示した。滞在の効果で落ち着きが出て、馬体に丸みも増しており、上積みは大きそう。変わり身を警戒したい。

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