◆パーソナルレジェンドの2022(11日・石渡)

　ダート重賞を4勝したミラクルレジェンド、東京大賞典を制したローマンレジェンドの異父妹パーソナルレジェンドの2022(牝2歳、美浦・和田勇、父イスラボニータ)が入厩。本日、美浦坂路を軽めのキャンターで登坂した。テンションの高揚は見受けられず、力感のあるフットワークも好印象。今後の動向に注目したい。

◆ファーニスクリーク(11日・竹村)

　ファーニスクリーク(牡2歳、栗東・斉藤崇、父キタサンブラック、母トータルヒート)がこの日、栗東CWで3頭併せを行った。先週より負荷をかける内容で、テンからやや速いラップを刻んだが、終始余裕のある走りでラスト1F11秒7をマーク。着実に体力が強化され、追うごとに気配は上向いている。半姉はオープンで活躍中のサーマルソアリング(父ドゥラメンテ)。父が変わってどんな成長を見せるのか楽しみだ。

◆ワンモアスマイル(11日・安里)

　小倉未勝利戦で初勝利を挙げた後、放牧に出されていたワンモアスマイル(牡2歳、栗東・藤岡)が、来週の野路菊S(21日・中京、芝2000m)に向けてスタンバイ。「休養前は右トモの弱さがあったが、背腰がしっかりしてバランス良く走れるようになった。その分、ゆったり走れているし、距離が延びても対応できそう」と、仲田助手は上積みをアピール。鞍上に武豊騎手を迎えてオープン勝ちを狙う。

◆ワンモアスマイル(11日・浜口)

　野路菊S(21日・中京、芝2000m)を目標に調整されているワンモアスマイル(牡2歳、栗東・藤岡)がこの日、栗東坂路で4F51秒9-12秒4を記録。武豊を背に僚馬メイショウミリオレ(3歳2勝クラス)を追いかける形で進み、最後まで手応え優勢のまま併入に持ち込んだ。フットワークにブレがなく、追えば突き放しそうな雰囲気。未勝利戦Vからさらに調子を上げてきている。

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