中山土曜ダート1800メートルを制したテンワンダーマンは粗削りなところはあるが直線の伸びが上々だった。精神面が成長すれば楽しみ。中山土曜芝マイル戦のキュクロープスは好スタートから3馬身差の逃げ切りV。道中の折り合い面から距離の融通が利きそう。中京土曜芝マイル戦のザラタンは着差以上の走り。まだ全体的に幼いがポテンシャルは秘めている。

　中京日曜ダート1400メートルのプロミストジーンはスタートで後手に回ったが道中4番手までポジションを押し上げ、余力たっぷりに直線へ。馬群の外から馬なりで抜け出した。まだ本気で走っていない。叔父プロミストウォリアは昨年の東海S、アンタレスSと重賞2勝。血統背景から将来性は十分だ。雨の中で行われた中京日曜芝2000メートルはサトノシャイニングが好位の外から力強く伸びた。気性面から馬混みでの立ち回りが心配だが素質は高い。