【日本テレビ盃レース後コメント】ウィリアムバローズ坂井瑠星騎手ら

ラジオNIKKEI

2024年09月26日(木) 10:00

勝利したウィリアムバローズ(撮影:高橋正和)

 25日(水)に船橋競馬場(曇、良)で行われた第71回日本テレビ盃(JpnII、ダート1800m)は、逃げた3番人気のウィリアムバローズ(JRA)が逃げ切って優勝した。勝ちタイムは1分52秒8、坂井瑠星騎手の騎乗だった。

 1番人気のウシュバテソーロ(JRA)は中団から長く脚を使って追い上げるも1馬身差の2着に敗れた。3着に4番人気のメイショウハリオ(JRA)が入って、JRA勢が上位を独占。地方最先着の4着にナニハサテオキ(浦和)が入った。2番人気のデルマソトガケ(JRA)は5着だった。

ウィリアムバローズは父ミッキーアイル母ダイアナバローズ(母父シンボリクリスエス)の牡6歳、毛色は鹿毛。JRA栗東・上村洋行厩舎の所属。通算19戦8勝(中央17戦7勝)。今年1月の東海S(JRA京都)に続いて2勝目を飾った。

レース後のコメント

1着 ウィリアムバローズ(坂井瑠星騎手)
「会心の逃げ切りでした。返し馬から行きっぷりも良く、この馬本来の凄く良いデキだと感じました。他によほど主張してくる馬がいなければ逃げたいなと思っていて、逃げた中でもある程度ロングスパートで、というのは上村先生と話していて、イメージ通りのレースでした。道中は凄くリラックスしていて、気持ちよく走ってくれました。(ウシュバテソーロが)来るだろうなとは思っていて、やっぱり来たという感じでしたが、直線に向いたときの反応が凄く良かったので、これならしのげるかなと思って乗っていました。右回り、左回りでも重賞を勝てましたし、まだまだこれから良くなってくると思います。底を見せていないですし、GIIを勝てたので、GIを勝てるように頑張りたいと思います」

2着 ウシュバテソーロ(高木登調教師)
「去年に比べ、緩さがなく良い状態でしたが、前にうまく残られました。1800mだと忙しいと思います。一回叩いて良くなってくれる馬ですから、(アメリカ遠征に向けて)予定通り無事に行ければと思います」

(川田将雅騎手)
「結果が出ませんでしたが、良い内容で走れましたので、次につながると思います」

3着 メイショウハリオ(浜中俊騎手)
「近走よりも走る気になっていて、復調の兆しは見られました。よく頑張ってくれました」

4着 ナニハサテオキ(森泰斗騎手)
「頑張ってくれました。このメンバーに混じってしっかりと競馬ができていました。初めての交流重賞で、最後までしっかり気持ちを切らさず食らいついていて、収穫がありました。欲を言えば、さらに機動力が出てくれば良いですね」

5着 デルマソトガケ(C.ルメール騎手)
「2番手でちょうどいいポジションでしたが、勝負処でペースが上がると忙しくなりました。(今回は)久しぶりで、コンディションの面で影響がありましたし、伸びしろがあると思います。最後まで押して、次につながる競馬ができました。アメリカのダートの方が合っているので、心配はしていません」

(取材:米田元気、山本直、大関隼)

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