【有力馬動向】ピースワンデュック菊花賞へ順調/馬三郎のつぶやき

デイリースポーツ

2024年09月26日(木) 17:02

菊花賞を予定しているピースワンデュック(c)netkeiba、撮影:小金井邦祥

スマートファントム(26日・竹原)

 京都大賞典(10月6日・京都、芝2400m)を予定するスマートファントム(牡4歳、栗東・石橋)が藤岡佑を背に栗東CWで1週前追い切りを行い、6F84秒7-37秒0-11秒3(一杯)をマーク。メイショウソラフネ(5歳オープン)に0秒1遅れたが、長めを丹念に乗り込まれており、天皇賞(春)4着以来でも太め感はない。動きも徐々に素軽くなってきており、来週のひと追いで仕上がるだろう。

サトノルフィアン(26日・安里)

 来週のグリーンチャンネルC(10月6日・東京、ダート1600m)で始動するサトノルフィアン(牡5歳、栗東・高橋康)。「さすがはオープン馬という動きをするし、このレースを目標に仕上がりは上々。東京コースは合うし、1F延長も気にならない。賞金を加算して大きな舞台へ進みたい」と西岡助手も秋の飛躍を期待している。

ディープボンド(26日・城谷)

 宝塚記念7着後、放牧へ出されていたディープボンド(牡7歳、栗東・大久保)が栗東CWで京都大賞典(10月6日・京都、芝2400m)の1週前追い切りを消化。幸を背に大きく先行するエリセイラ(2歳新馬)を目標にスタート。4角を回る時点で1秒近くあった差をグングン詰めると、最後はびっしりとムチを入れられて力強い伸び脚を披露した。攻めでは動かない時期もあったが、本来の豪快な走りが戻っており、ここにきての復調は明らか。時計も6F86秒3-37秒2-11秒0と文句なしだった。昨年3着時以上の雰囲気があり、復帰初戦から要注目だ。

セリフォス(26日・紺谷)

 富士S(10月19日・東京、芝1600m)を予定しているセリフォス(牡5歳、栗東・中内田)が、栗東坂路をスイスイと駆け上がり4F53秒2(馬なり)をマークした。今後も順調に調整されていくだろう。

ピースワンデュック(26日・森元)

 未勝利戦から3連勝中で、次走に菊花賞(10月20日・京都、芝3000m)を予定しているピースワンデュック(牡3歳、美浦・大竹)が、美浦Wで6F81秒2-11秒5(馬なり)をマーク。終始楽な手応えのままパートナーを圧倒した。調整は順調と言っていい。

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